テーブル木材の選び方

木といっても、それぞれに個性や特性があります。
木目がはっきりしているもの、優しくて穏やかなもの。手触りがやわらかくて温かみのあるもの、硬くて重厚感のあるもの。テーブルの樹種を変えるだけで、部屋の雰囲気も変わるほど、木の選び方は重要です。
KANADEMONO では、自分にぴったりの木のテーブルを見つけていただくために、現在11樹種の天然木の天板と、3種類の天然木スタンダードシリーズの天板をご用意しています。
私たちがこだわるのは「素材感」。
天板のラインナップでは、無垢材ならではの風合いを感じられるものや、こだわりの意匠と職人の手業を融合させたオリジナルシリーズなどを取り揃え、長く愛着をもって使い続けてもらえるテーブルづくりを目指しています。
樹種がいろいろあるとどれにしたらいいのか悩んでしまいますが、まずは直感で選ぶことがとても大切です。
プラス木の個性を知り、用途や空間に合うかどうかを考えて、自分に合う樹種のテーブルをセレクトしてみましょう。
KANADEMONO のテーブル天板
ブランド銘木材シリーズ
天然木スタンダードシリーズ
無垢 杉

杉とは
私たちの生活と深い関わりがあり、日本を代表する木のひとつでもある杉。
まっすぐに伸びる幹や軽さが特徴で、繊維方法が一定で加工しやすいため、柱や天井などの建築材、家具から木桶までさまざまな用途に用いられています。
柔らかく、温かみのある印象の木材ですが、これは木の内部に空気を多く含むために生まれる自然の保温効果によるもの。このため、フローリング材としても重宝されています。

豊かな表情と美しい木目
年輪の現れ方によってさまざまな表情を見せる杉は、美しい木目や表情豊かな節の雰囲気を愉しみたい方におすすめです。
時間の経過とともに褐色へと変化していくのも、愉しみのひとつ。やわらかく傷がつきやすいのも特徴ですが、経年変化の1つとして捉えると味わい深くなります。
KANADEMONO では、木目を生かしてカッティングされた、厚みのある杉無垢材を丁寧に組み合わせて、品のある天板に仕上げています。
お客様より「木そのものの質感があって、ホッとする、落ち着く」「部屋に置いたら、ナチュラルな雰囲気になった」などの声をいただいています。
年輪が織りなす美しい木目、表情豊かな節、無垢材だからこそ、醸し出される温かみは人をほっとさせます。KANADEMONO で一番人気のダイニングテーブル用天板です。
無垢材とは?
無垢材は、丸太から切り出した木材なので、天然木本来の風合いやぬくもり、木によってひとつひとつ異なる木目や節を、楽しむことができます。
また長年使うことで木材の色合いに落ち着きがでてきて、木目もさらに美しくなっていきます。使えば使うほど味がでてきて、さらに愛着が湧いてくる点は、集成材にはない魅力といえます。

杉の特徴
- 美しい木目や豊かな節の表情を視覚的に愉しめる
- ナチュラルな木肌の手触り
- 無垢材であるため、天然木本来の風合いを愉しめる
- 木の硬さは、パイン材と同程度、比較的やわらかめ
- 比較的やわらかい材のため、キズがつきやすい傾向がある
- 商品の特性上、若干、木目や節の凹凸を感じる場合があります
- テーブルで直接書き物を多くされる方には、ラバーウッドをおすすめします

存在感のある美しい木目や表情豊かな節が特徴的。天然木の風合いも愉しめる、木の温もり溢れる天板です。

無垢 杉の天板の厚みは3cm。木の質感、素材感など無垢材の魅力をしっかりと引き出しています。

木肌の手触りが心地よいテーブルで、本やコーヒーを片手にゆったりとした気持ちで時間を過ごせそう。

個性的なデザインのアイアン脚が映える、あたたかみのあるテーブル。ナチュラルな杉天板の温もりがやさしく全体をまとめ上げます。
品種 | スギ科 / 針葉樹 |
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気乾比重(参考値) | 0.38g / cm3 |
強度 | やわらかめ |
色調 | 辺材(※1)は白色、心材(※2)は淡紅褐色(辺心材の区別は明瞭) 淡い赤みのあるものから黄味の強いものまでさまざま |
産地 | 東アジア |
主な用途 | 建築の構造材や建具材、フローリング、天井板、木桶 |
パイン材

パインとは
おもに北米産の松を加工した木材で、50種以上もの種類があります。針葉樹特有のやわらかさから、加工がしやすく家具の製作によく用いられます。
白っぽい色をしていますが、木材全体に油分が多く含まれているため、年を経るごとに落ち着いた飴色へと変化していくのが大きな特徴。
また節が比較的少なく手触りが滑らかなので、視覚的にも触覚的にも、素朴で温かみのある印象を与える木材です。
KANADEMONO のパイン材について、お客様より「優しいイメージの天板」「置いたらダイニングが明るくなった」などの声をいただいています。
部屋を優しい雰囲気にしたい方やナチュラルな雰囲気の家具が好きな方におすすめです。
集成材とは?
集成材とは、多くの角材を張り合わせて大きな1枚の板にしたものです。パイン材は集成材で利用されることが多く、無垢材に比べて、長年の使用時の乾燥や湿気などによる、反りなどが少ないといわれています。

パイン材の特徴
- 素朴で温かみのある木目の印象
- 明るめのトーンだが、経年変化により飴色になる
- 木の表面は、とても滑らかで手触りがいい
- 集成材なので、乾燥や湿気による反りなどの影響が少ない
- 木の硬さは、杉材と同程度、比較的やわらかめ
- 比較的やわらかい材のため、キズがつきやすい傾向がある
- テーブルで直接書き物を多くされる方には、ラバーウッドがおすすめです

色は明るめ、やさしい印象の木目です。パイン材は年を経るごとに落ち着いた飴色へと変化していくのが大きな特徴。

KANADEMONO では集成材を使用。集成材は乾燥や湿気による反りなどのダメージを受けにくいといわれています。

素朴で温かみのある雰囲気のパイン材は、ナチュラル+明るい印象のテーブルになります。

シャープなデザインの鉄脚と合わせると、軽やかな印象に仕上がります。ワークデスクにもおすすめ。
品種 | マツ科 / 針葉樹 |
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気乾比重(参考値) | 0.42g / cm3 |
強度 | やわらかめ |
色調 | 辺材は黄白色、心材は淡色~赤褐色 主に辺材が使用され、白っぽいものから黄味の強いものまでさまざま |
産地 | 北米 |
主な用途 | テーブルや棚などの家具、フローリング、建築の内装材 |
ラバーウッド

ラバーウッドとは
ラバーウッドは、別名ゴムノキともいわれ、ゴムの樹液が採れることで有名なブラジル原産の広葉樹です。
ラバーウッドは、樹液採取を何年間か続けると木の勢いが衰えてしまうため、かつては樹液採取後に大量廃棄されていましたが、現在は、伐採した後の木も、集成材や家具材として有効活用されています。
またラバーウッドは、南米や東南アジアなど暑い地域に生息する木なので、成長が早く、森林資源の保護に役立つといわれています。
そして前述のように、資源の有効利用もされているため、「環境にやさしい、エコな木材」といわれています。

温かく滑らかな手触り
ラバーウッドの一番の特徴は、加工後の手触りがとても滑らかであること。特にテーブルは直接手で触れることの多い家具なので、心地のいい手触りのものがいいですよね。
また木目はとても柔らかく穏やかです。作業の合間に眺めると、ほっとするような、安心感を与えてくれます。
お客様より「表面がすごく滑らかで、温かみのある天板」「ワークスペース用のテーブルとして利用しているが、手触りが心地よくて、落ち着きながら作業ができる」などの声をいただいています。
また、KANADEMONO で扱っている木材のなかでも、硬めの木材のひとつ。作業を多くする方や直接テーブルで物書きを多くされる方には、こちらのラバーウッドをおすすめします。
ラバーウッドの特徴
- 柔らかく穏やかな木目の印象
- 心地のいい滑らかな手触り
- 環境にやさしいエコな木材
- 集成材なので、乾燥や湿気による反りなどの影響が少ない
- 広葉樹であるため、木の硬さは硬め
- 表面が滑らかで硬い木材なので、テーブルで直接書き物を多くされる方や、
デスクワークをされる方などには、こちらのラバーウッドがおすすめ - KANADEMONO では、4色展開

環境にやさしい、エコな木材であるラバーウッドは、手触りがとても滑らか、優しく穏やかな印象の木目です。

KANADEMONO が扱う天板のなかでも、硬めの木材のひとつ。作業を多くする方やデスクワーク用のテーブルとしてもおすすめです。

穏やかな木目のラバーウッドは、ナチュラルテイストが好きな方に特におすすめ。ダイニングを優しい雰囲気にまとめ上げます。

滑らかで心地よい手触りに、心が和みます。カラーバリエーションから空間に合わせた色味を選べるのも魅力です。
品種 | トウダイグサ科 / 広葉樹 |
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気乾比重(参考値) | 0.66g / cm3 |
強度 | 硬め |
色調 | 辺材は淡白色、心材は淡黄白色~淡桃褐色(辺心材の区別はほとんどなし) 白っぽいものから黄味の強いものまでさまざま |
産地 | 東南アジア、南米 |
主な用途 | テーブル天板などの家具、フローリング、建築の構造材、合板材 |
4カラーあります

ラバーウッド ナチュラル
やさしい雰囲気のナチュラルテイストの天板は、人気の定番カラー。穏やかな木目とカラーは、空間を明るい印象に仕立てます。

ラバーウッド アッシュグレー
ラバーウッドのナチュラル感はそのままに少しシックな印象に仕上げたアッシュカラー。淡いグレーがスタイリッシュな雰囲気です。

ラバーウッド ブラウン
時を経て深みを増したような色味のブラウン。落ち着いたブリックカラーのような雰囲気で、空間にラグジュアリー感を演出できます。

ラバーウッド ブラックブラウン
シックな雰囲気のブラックブラウンは、うっすら木目の見える、ブラックとブラウンが絶妙に混じった独特なカラーが魅力です。
無垢 杉 ヴィンテージスタイル

無垢 杉 ヴィンテージスタイルとは
KANADEMONO の「無垢 杉 ヴィンテージスタイル」は、KANADEMONO の家具に合うように、オリジナルで企画製作された、こだわりの木材。
ヴィンテージ家具のような雰囲気にエイジング加工した、存在感のある無垢杉です。
厳選された未使用の足場板を、単なる塗装ではなく、鉄錆で木材自体の色を変色させてエイジング加工をしているので、自然な見た目。また加工後は丁寧にサンディング+クリアのウレタンニスで塗装をしているので、ダイニングテーブルとしても心地よく使用できるように仕上げています。

古材のような趣
落ち着いた深みのある風合い、木肌の素朴なナチュラルさ、そして美しい木目が魅力。趣のあるテーブルトップと重厚感のあるアイアン脚のマッチングが、独特なトーンを醸し出します。
古材の雰囲気は好きだけれど個性が強すぎてコーディネートが難しい、もう少しすっきりと洗練されたヴィンテージテイストの家具がいいと思われている方に特におすすめです。
またこちらの木材は、木肌の自然な手触りを感じていただくために、ヴィンテージスタイルの風合いを残した仕上げになっております。
詳しくは下記のリンク先をご参照ください。
※ 今後「古材」プロダクトについては、供給面やクオリティのコントロール面の関係上、販売の再開予定はございません。
無垢 杉 ヴィンテージスタイルの特徴
- ヴィンテージ家具のような落ち着いた雰囲気で、趣のある仕上がり
- 厳選された未使用の杉足場板に特殊なエイジング加工をしている
- 単なる塗装ではなく、鉄錆で木材自体の色を変色させてエイジング加工をしているので、自然な見た目
- 杉材特有の、木目の美しさ、節の表情の豊かさを堪能できる
- 木肌の自然な手触り
- 木の硬さは、パイン材と同程度、比較的やわらかめ
- 商品の特性上、板の厚みが若干異なる場合があり、板を接いでる部分に凹凸を感じることがあります
- 滑らかな手触りがお好みの方や、テーブルで直接書き物を多くされる方には、ラバーウッド材をおすすめします

まるで長年つかっているかのような、ヴィンテージ家具の風合いを醸し出します。手元に届いた瞬間から愛着が湧きそうです。

天板の厚みは3.5cm。圧倒的な存在感がポイント。しっかりとした重厚感、安定感があります。

ホワイト脚を合わせると、海が似合いそうな爽やかなテーブルに仕上がります。個性的な天板と、すっきりとしたテーブル脚のバランスが絶妙。

単なる塗装ではなく、エイジング加工をしているので自然な見た目です。置くだけで雰囲気が出るので、カフェなどのテーブルにもぴったり。
無垢 ホワイトアッシュ

ホワイトアッシュとは
ホワイトアッシュは、モクセイ科の広葉樹で、別名「アメリカトネリコ」「アメリカタモ」などとも呼ばれる、北米産のアッシュ材。
オーク、マホガニーと並んでヨーロッパ家具を代表する木材のひとつです。
中世ヨーロッパでは、「長寿」の象徴の木として、また北欧神話の中では「天国と地上の結びの木」といわれており、古くから重宝されてきた木材であることがわかります。

明るくナチュラルな風合い
アッシュ材は、適度に堅く、粘りが強く、また耐衝撃力が高いことから、野球のバットにも使用されていることでよく知られています。
辺材は白色、心材は灰褐色から淡褐色や、褐色の木目が入った薄黄色まで、さまざまなものがあり、天然木の風合いを楽しむことができます。
大柄な木目や通直な木目が特徴のアッシュ材は、そのダイナミックな印象の木目と、ナチュラルな色合いとのバランスが明るい雰囲気を醸し出します。

KANADEMONO のホワイトアッシュ材について、お客さまより、「木目のインパクトがあるけれどやさしくて穏やかな風合い。天然木の温もりを感じられる」「書斎のワークデスクとして使ってみたら、作業中の気分が明るく穏やかになった気がする」「ホワイトアッシュのテーブルをダイニングルームに置いたら、おしゃれでナチュラルな雰囲気になった」などの声をいただいています。
北欧スタイルやナチュラルテイストなお部屋はもちろん、さまざまなスタイルの空間に溶け込みます。
ホワイトアッシュの特徴
- 明るい風合いで、ナチュラルな印象
- 大柄でダイナミックな木目や通直な木目が組み合わさり、表情豊か。節は比較的少なめ
- 木肌の自然な手触り
- 適度に堅く、弾力性があり、また耐衝撃力が高い
- 広葉樹であるため、木の硬さはやや硬め
- 北欧インテリアやヨーロッパ家具で人気の木材

ホワイトアッシュ特有の大柄でダイナミックな木目など、天然木の風合いを愉しめます。

天板の厚みは3cm。明るい風合いが印象的なこちらは、上品な高級感を感じることができます。

ダイニングテーブルはもちろん、ワークデスク用にも◎。アッシュ独特の個性が、北欧スタイルやシンプルな空間によく映えます。

ホワイトと合わせて、清潔感&ナチュラル感のあるテーブルに仕上げてもいいですね。やさしい印象の天板が空間を明るく見せてくれます。
品種 | モクセイ科 / 広葉樹 |
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気乾比重(参考値) | 0.68g / cm3 |
強度 | 硬め |
色調 | 辺材は白色、心材は灰褐色~淡い黄褐色(辺心材の区別は明瞭) 木目の色についても薄黄色や濃いめの黄色などさまざま |
産地 | 北米 |
主な用途 | 建築材・ドアなどの家具・野球のバット・合板材 |
無垢 オーク

オークとは
オークは、ブナ科コナラ属の落葉広葉樹。世界中で数百種類存在し、日本ではナラ(ミズナラ)とよばれる、秋にどんぐりがなる木にあたります。
ひと際大きく立派に成長するため、古くから「森の王(King of Forest)」とよばれ、ヨーロッパの神話にも登場するなど、聖なる木として崇められてきました。
丈夫な硬さが魅力で、中世より床材や大型家具を中心に、船舶用材、ワインやウイスキーの樽など様々な用途に使用されています。

オーク材と人々の暮らしのつながりを辿っていくと、その歴史は2000年以上も前に遡るとのこと。
古代ギリシャ・ローマ時代の遺跡からはオーク材の家具が発掘されており、昔から人々がオーク材に慣れ親しんできたこと、オーク材が人々の暮らしに欠かせない存在だったことがよくわかります。
日本においても、オークにあたるミズナラが明治時代より家具や内装材としてつかわれていました。北海道産のミズナラは最高峰のオークと言われており、英国のアンティーク家具には、当時輸入された北海道のミズナラも多く使用されているとのことです。
残念ながら、現在はミズナラの木材の量そのものが少なくなってしまったので、ほとんど市場に出回っていませんが、近年まで日本から輸出されていた木材です。

ダイナミックで美しい木目
オーク材の一番の魅力は、はっきりとしたダイナミックな美しい木目。通常丸太の挽き方によって2つの異なる模様が見られますが、オークの場合はそのちがいがはっきりと見られます。
「柾目(まさめ)」※1 では直線的でまっすぐに流れる清楚な木目が、「板目(いため)」※2 では曲線が描く豊かな表情が現れます。
柾目と板目が織りなす美しい文様は、見る人の目を愉しませてくれます。
※1 ※2
柾目(まさめ)・板目(いため)とは、丸太から板に加工する際の製材方法による木目の出方の違いのことをいいます。
年輪に対しのこぎりを垂直方向に入れ、丸太のちょうど真ん中あたりを切り出すと「柾目」という縦じま模様の木目に。水平方向に入れ、丸太の中心からずれた部分を切り出すと「板目」というタケノコの断面のような木目が現れます。


味わい深い経年変化、ユニークな虎斑
オーク材は、ナチュラルな明るい色味をしていますが、時を経るごとにその色味に深みが増し、経年変化を愉しむことができます。
表情豊かな木目や、稀に見る虎斑(トラフ)と呼ばれる杢(モク:木目に現れる特徴的な模様)も人気の理由のひとつ。文字通り、トラ模様のような縞状の木目は、貴重なオークの個性とされています。
強硬さと耐久性から、日本でも住宅や店舗、公共施設の床材として幅広く活用されているオーク材は、家具材としても人気の樹種。KANADEMONO ではホワイトオークとレッドオークの天板をご用意しています。
※ ホワイトオークの特徴はこちらをご覧ください。
※ レッドオークの特徴はこちらをご覧ください。

ホワイトオークとは
北米産のホワイトオークは、とても頑丈で耐朽性に優れ、心材(丸太の中心部)は腐食に強いことから、ウィスキー樽やワイン樽として使用されていることはとても有名な話。
また、ワインを味わい深くするタンニンを他の木材よりも多く含んでいるといわれています。このタンニンは前述したとおり、腐食に強く害虫を防ぐ効果もあるそうで、オーク材がフローリング材として広く使われているのも納得です。
ホワイトとついていますが、白っぽいものから黄白色、黄褐色~赤褐色の強いものまであり、表情豊かな木材。無垢材ならではの温もりを感じられます。
ホワイトオーク材の特徴
- 明るくナチュラルな色味でやさしい雰囲気
- 耐朽性・耐水性が高く、腐食や劣化が生じにくい
- 湿度・温度による変形が比較的生じにくい
- はっきりとした美しい木目
- 個性的な「虎斑」が稀に現れる
- 経年変化により褐色に味わい深く変化する
- 広葉樹であるため、木の硬さは硬め

表情豊かで美しい木目がオークの特徴。板目と柾目で見せるさまざまな表情は、見ていても飽きません。ゆっくりコーヒータイムを楽しめそう。

ホワイトオーク材は、白っぽいものから黄白色、黄褐色〜赤褐色の強いものまであり、表情豊かな木材。無垢材ならではの温もりを感じられます。

アイアン脚とのコーディネートにより、オークの素朴な風合いを程よく引き締めているのも実は大切なポイント。ナチュラルモダンな雰囲気です。

オークのもつ温かみとナチュラル感が、食卓に和やかな雰囲気をもたらします。朝の光を浴びながら、気持ちよく朝食をいただけそうですね。
品種 | ブナ科 / 広葉樹 |
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気乾比重(参考値) | 0.68~0.75g / cm3 |
強度 | 硬め |
色調 | 辺材は淡黄白色、心材は黄褐色~赤褐色(辺心材の区別は明瞭) 産地や品種により黄白色ものから赤みの強いものまで幅広い |
産地 | 北米、ヨーロッパ |
主な用途 | 家具、床材、建築材、船舶材、洋酒樽など |
※ こちらの樹種は、天然木スタンダードシリーズ でもご用意しております。

レッドオークとは
ナチュラルな色味の中に赤みのあるはっきりとした木目が映え、鮮やかな印象を与えるレッドオーク。
強度が高く耐久性に優れ、フローリングなどの建材としても人気が高い木材です。はっきりとした木目の美しさと、曲木にも適していることから、チェアやチェストなど様々な家具に用いられています。
他の木材と比べても、キズが付きにくく、付いても目立ちにくいというのも取り入れやすい特徴のひとつ。長年使い続けられる家具を探している方に、ぴったりな木材といえます。
レッドオーク材の特徴
- 華やかな色味で明るい雰囲気
- 赤みのあるはっきりとした美しい木目
- 個性的な「虎斑」が稀に現れる
- 加工がしやすく、曲げ木にも適している
- 傷が付きにくく、付いても目立ちにくい
- 広葉樹であるため、木の硬さは硬め

全体のナチュラルな色味の中に、赤みのあるはっきりとした木目が美しく、板目と柾目で見せるさまざまな表情が魅力です。

ダイニング空間を彩る、明るい印象のテーブルは、お使いの食器やカトラリーを一層引き立ててくれますよ。

レッドオークの華やかさをより引き立てる、アイアン脚とのコーディネート。ナチュラルモダンな雰囲気です。

傷がつきにくく、家具やフローリングなどの建材としても使用されるほど耐久性に優れた木材なので、デスクとしての使用もいいですね。
品種 | ブナ科 / 広葉樹 |
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気乾比重(参考値) | 0.70g / cm3 |
強度 | 硬め |
色調 | 辺材は淡い黄褐色、芯材は桃色を帯びた紅褐色 全体的に赤みを帯びた材 |
産地 | アメリカ東部 |
主な用途 | 家具、床材、建築材など |
無垢 ウォルナット

ウォルナットとは
ウォルナットは、その実が私たちの食卓にも馴染み深い、北米産のクルミ科の落葉広葉樹です。
日本にもクルミの木がありますが、こちらは「鬼胡桃 (おにくるみ)」というミルキーな茶色の木材。一般的にウォルナット材として世界に流通しているのは、北米産の「ブラックウォルナット」と呼ばれる茶褐色の木材です。
気品ある佇まいから、チーク、マホガニーと並び「世界三大銘木」と称されている、高級木材のひとつです。

アメリカ東部やカナダのオンタリオ州の山脈一帯に生育するウォルナットは、厳しい寒さの中、じっくりと時間をかけて育ちます。
よって、適度な硬さと粘りをもち、温度や湿度による狂いが生じにくいことから、楽器や銃床材、ドア材やフローリング材にも使われてきたほど。
精度が求められる家具にも最適で、世界中で高級品として愛される木材です。
またウォルナットを輪切りにしてみると、辺材(外側)は灰白色や乳白色、心材(内側)は紫色を帯びた薄褐色から、濃褐色、茶褐色といった濃い色が見られ、材がもつ濃淡が混じり合った美しいコントラストの理由がよくわかります。

高級感のある滑らかな木目
ウォルナットの1番の魅力は、ダークブラウンのような濃い目の色合いとツヤ感、そして”墨流し”と呼ばれる滑らかで美しい木目。
不規則な濃淡の縞があり、まるで木肌に墨を流したように滑らかな木目が描かれることから、”墨流し”と呼ばれています。
また通常、木材は経年変化により色が濃くなることが多いですが、ウォルナットの場合は、濃い色合いは経年変化によりまろやかになり、徐々に赤褐色、さらには黄褐色をおびた明るい茶色へと変化。独特の経年変化もウォルナットならではの魅力といえます。
ウォルナットの特徴
- チーク、マホガニーと並ぶ「世界三大銘木」のひとつ
- 濃いブラウン色で、高級感ある落ち着いた雰囲気
- ”墨流し”と呼ばれる濃淡の縞模様が見られる
- 白太(辺材)と茶褐色(心材)が混じり合った表情
- はっきりと描かれた上品で美しい木目
- ツヤのある滑らかな触り心地
- 経年変化により色が明るく変化する
- 広葉樹であるため、木の硬さは硬め
- 厳しい寒さの中で生育する環境のおかげで、適度な硬さと粘りをもつ
- 衝撃に強く、耐久性が高い
- 湿度温度による変形が生じにくい

紫を帯びた濃茶褐色から淡褐色、乳白色など、濃淡の縞(墨流し)が美しく現れるウォルナット。経年変化によりまろやかな明るい色に変わります。

ウォルナットの天然木を贅沢に使用したテーブル。艶やかなダークブラウンの天板が、ダイニングで過ごす時間を贅沢なひとときにします。

落ち着いた輝きを放つステンレス脚とのコーディネートもおすすめ。気品と高級感の漂うテーブルです。

深みのあるウォルナット天板を、軽やかなテーブル脚がすっきりとまとめ上げます。書斎に取り入れると、エレガントな雰囲気に。
品種 | クルミ科 / 広葉樹 |
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気乾比重(参考値) | 0.64g / cm3 |
強度 | 硬め |
色調 | 辺材は灰白色~乳白色、心材は紫色を帯びた薄褐色~濃褐色(辺心材の区分は明瞭) 不規則な濃淡の縞があり、色調は多岐にわたる |
産地 | 北米 |
主な用途 | 高級家具、工芸品、楽器、デッキ、銃床材 |
※ こちらの樹種は、天然木スタンダードシリーズ でもご用意しております。
無垢 ブラックチェリー

ブラックチェリーとは
ブラックチェリーは、主に北米東部の比較的暖かい地域に生息するバラ科サクラ属の広葉樹。日本では「アメリカンチェリー」と呼ばれる、黒っぽい大きなチェリーの実をつけることで有名です。
15~30m程に大きくまっすぐ伸びる木は、幹幅が小さいため幅広の材は希少ですが、ウォルナット、チーク、マホガニー、アッシュなどと並ぶ銘木とされ、古くから高級家具木材として輸出されてきました。

実はもちろんのこと、木片は燻製のときにチップとして使われるなど、私たちの生活に馴染みのある木材です。
辺材(外側)は黄白色から乳白色、心材(内側)は淡い薄桃色。
経年変化が大きいことでもよく知られ、薄桃色の木肌は、深みのある赤褐色に変化し、大きく印象が変わります。さらに使い込むほどに艶を増し、高級感が増していきます。

上品な木肌と個性的な表情
赤みを帯びた上品な色合いと緻密な木肌、そしてまろやかな光沢感が、ブラックチェリーの1番の魅力。ダイニングテーブルを華やかに演出してくれます。
一見、淡々とした表情を見せるブラックチェリーですが、個性的な表情が見られることでもよく知られています。
ひとつは、樹木の生長の過程や気候の変化による縮みによって、独特の紋様が表れる、さざなみ紋(リップルマーク)。川の流れのように緩やかで、少し光沢があるように見え、角度によって表情が変化するこちらの紋様、古くより重宝され、リップルマークがあるものは銘木とされ賞用されてきました。
もうひとつの特徴は、樹液を多く含む、生命力の強い木ほど見られるといわれている、ガムポケット(樹脂痕)。成長過程で染み出した樹脂が固まってできるサクラ科特有の個性で、黒い斑点が見られます。
またブラックチェリーは「散孔材」(※)であるため、木目は淡く、手触りはすべすべと滑らかである点も特徴です。
※年輪の中に細い導管が不規則に散らばった木材を「散孔材」といい、淡い木目と滑らかな手触りを生み出します。
一方、太い導管が規則的に並んだ木材は「環孔材」といい、はっきりとした木目と手触りのある木材になります。
ブラックチェリーの特徴
- ウォルナットと並ぶ、人気の高級木材のひとつ
- 木肌が緻密、光沢感、艶があり上質な印象
- 散孔材のため、淡い木目と滑らかな手触り
- 経年変化が大きく、淡桃色から赤褐色へと変化。高級感が増す
- さざなみ紋やガムポケットなど、個性的な表情が見られることがある
- 木の硬さは、標準的

ブラックチェリーの薄桃色の木肌は、経年変化により深みのある赤褐色に。さらに使い込むほどに艶を増し、高級感を増していきます。

まろやかな薄桃色の天板は、やわらかな気品があります。ダイニングテーブルに取り入れると、毎日の食卓が楽しくなりそう。

一見、淡々とした表情を見せますが、リップルマークやガムポケットなど個性的な表情が見られることでもよく知られています。

空間に明るく静かな華やかさを添えてくれる天板。淡い木目&ツヤ感が、ステンレス脚の光沢感を丸く包み込み、やさしい印象のテーブルに。
品種 | バラ科 / 広葉樹 |
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気乾比重(参考値) | 0.55g / cm3 |
強度 | やや軽軟 |
色調 | 辺材は黄白色~乳白色、心材は淡い黄桃色~赤褐色(辺心材の区別は明瞭) 黄味が強いものから桃色、赤褐色が混じるものまでさまざま |
産地 | アメリカ東部 |
主な用途 | 高級家具、キャビネット、フローリング、楽器 |
※ こちらの樹種は、天然木スタンダードシリーズ でもご用意しております。
無垢 飛騨唐松

緻密な冬目をもつ唐松
唐松は日本の固有種であり、別名で落葉松と言われるとおり、日本で唯一落葉する針葉樹です。
唐松の年輪は、くっきりと濃いのが特徴で、製材すると木目がはっきり浮き出てきます。
寒い冬の間に緻密に成長した年輪の線は「冬目」といい、唐松はこの冬目が力強く現れているため、耐久性が高いといわれています。

力強さを存分に感じる天板
KANADEMONO が扱う「飛騨唐松」は、岐阜県北部の飛騨産の唐松の挽板(※1)を幅はぎ(※2)にしたもので、無垢の唐松の質感を十分に感じることのできる、贅沢な天板です。
比較的幅の広い板を、一枚板のように利用して天板を作成しているので、唐松の木目の力強さと、自然の無垢材のような温かみを感じていただけます。
艶やかな飴色も、唐松の魅力のひとつです。
※1 挽板(ひきいた)とは、突板(つきいた:薄くスライスした表面化粧材)とは異なり、鋸で切り出した厚みのある板のこと。
※2 幅はぎとは、木材と木材を横に接ぎ合わせて板を作る方法のことで、木の反りなどが出にくいといわれています。
飛騨唐松の特徴
- 岐阜県飛騨産の唐松を贅沢に使用して仕上げた天板
- 唐松特有の、冬目(冬の間に緻密に成長した年輪の線)の木目の力強さが魅力
- 心地よい手触り感を重視し、丁寧に節の処理をした仕上がり
- 木の硬さは、杉材、パイン材より硬め
- しっかりとした緻密な木材のため、物書き用のテーブルにも適しています

くっきりと濃い年輪を描く、緻密な冬目(寒い冬の間に緻密に成長した年輪の線)の美しさが魅力です。

天板の厚みは3cm。しっかりとした安定感と重厚感があります。比較的硬めなので、物書き用のテーブルにも適しています。

飛騨産の唐松の挽板を幅はぎにした贅沢な天板。キリリとした印象を与える天板は、アイアン脚との相性も◎

樹齢の深みや木がもつ強さをしっかりと感じられる、そんな特別感のある家具に仕上がります。
品種 | マツ科 / 針葉樹 |
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気乾比重(参考値) | 0.53g / cm3 ※一般的な唐松材の値 |
強度 | 硬め |
色調 | 辺材は黄白色、心材は淡色~赤褐色(辺心材の境目は明瞭) 黄色っぽいものから赤みを帯びたものまでさまざま |
産地 | 岐阜県 |
主な用途 | 建築の内装材、テーブル天板などの家具、フローリング |
無垢 長良杉

長良杉とは
杉は日本を代表する木材のひとつですが、長良杉は、岐阜県の特に長良川上流から飛騨地方で育った杉のことをいいます。
冬の4ヶ月間、雪の中で成長するため、年輪が細かく色艶がよいとされ、仕上がり後の表情が豊かです。
また、杉の一般的な色調について、辺材は白色、心材は淡紅色から赤褐色をしていますが、この白太(辺材)と赤身(心材)が混在したものは、源氏と平家の旗色にちなんで「源平」と呼ばれています。
長良杉は、この「源平の美しさ」に定評があり、落ち着いた赤身の色合いが魅力的です。また全国の杉の中でも、木目の美しさに定評があります。

色艶のよい長良杉を贅沢に使用
KANADEMONO が扱う「長良杉」は、岐阜県の杉の挽板(※3)を幅はぎ(※4)にしたもので、無垢の杉の質感を十分に感じることのできる、贅沢な天板です。
比較的幅の広い板を、一枚板のように利用して天板を作成しているので、長良杉の美しい木目の細やかさと、自然の無垢材のような温かみを感じていただけます。
色艶がよいのも、長良杉の魅力のひとつです。
※1 挽板(ひきいた)とは、突板(つきいた:薄くスライスした表面化粧材)とは異なり、鋸で切り出した厚みのある板のこと。
※2 幅はぎとは、木材と木材を横に接ぎ合わせて板を作る方法のことで、木の反りなどが出にくいといわれています。
長良杉の特徴
- 岐阜県長良川上流から飛騨地方で育った杉を贅沢に使用して仕上げた天板
- 冬の4か月間、雪の中で成長するため、年輪が緻密で色艶がよい
- 長良杉特有の、源平の美しさ(白太と赤身の混在)が魅力
- 木の硬さは、杉材、パイン材と同程度
- 杉材であるが、丁寧に節の処理をしているため、表面はとても滑らかな仕上がり

長良杉は、源平の美しさ(外側部分の白太と中心部分の赤身の混在)が特徴。堂々とした華やかさがあります。

色艶もよく、手触りも滑らか。厚み3cmの長良杉を幅はぎにした天板は、無垢の温かみを十分に感じられます。

美しい木目と色のコントラストが和モダンな雰囲気を醸し出します。個性的なAライン脚ともマッチしますね。

白と赤の対比がユニークな長良杉は、トラペゾイドのようにアーティスティックなデザインの鉄脚との相性も◎。
品種 | スギ科 / 針葉樹 |
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気乾比重(参考値) | 0.38g / cm3 ※一般的な杉材の値 |
強度 | 比較的やわらかめ |
色調 | 辺材は黄白色、心材は赤みの強い褐色や黄褐(辺心材の境目は明瞭) 淡い白色から赤みを帯びた黄色までさまざま |
産地 | 岐阜県 |
主な用途 | 柱や梁、桁などの構造材、床材、壁材、天井板 |
無垢 岐阜桧

日本に根付く桧
桧(ヒノキ)は古くから仏閣や神社を建てるために用いられてきた、建築材として最良の木材です。
桧は、伐採されてから200年かけて強度を増していき、その後徐々に経年変化で弱くなっていきますが、伐採から約1200年後に伐採時の強度に戻るといわれているほど、耐久性があります。
桧の香りは多くの人々に好まれていますが、この特有の芳香には、気分を落ち着かせる効果や、抗菌効果をもっていることがわかっています。

美しい光沢と芳香を味わう
KANADEMONO が扱う「岐阜桧」は、岐阜県産の桧の挽板(※1)を幅はぎ(※2)にしたもので、無垢の桧の質感を十分に感じることのできる、贅沢な天板です。
比較的幅の広い板を、一枚板のように利用して天板を作成しているので、桧の木目の優しさと、自然の無垢材のような温かみを感じていただけます。
また木肌の美しい光沢も、桧の魅力のひとつです。
桧の特徴として、耐湿、耐水性も良いので、日本の気候に合った木材といえます。
※1 挽板(ひきいた)とは、突板(つきいた:薄くスライスした表面化粧材)とは異なり、鋸で切り出した厚みのある板のこと。
※2 幅はぎとは、木材と木材を横に接ぎ合わせて板を作る方法のことで、木の反りなどが出にくいといわれています。
岐阜桧の特徴
- 岐阜県産の桧(ヒノキ)を贅沢に使用して仕上げた天板
- 気分を落ち着かせる、桧特有の芳香を楽しめる
- 木肌に光沢があり、美しい
- 木の節が比較的少ないため、木目が優しい印象
- 木の硬さは、杉材、パイン材と同程度で比較的やわらかめ
- 表面はとても滑らかな仕上がり
- 耐湿、耐水性が高い

表面は滑らか。木の節が比較的少ない(※)ので、やさしく穏やかな雰囲気の天板です。※個体差があります

木肌の美しい光沢と清々しい芳香は、桧ならではの魅力。ブランド銘木材のなかで1番人気の樹種です。

最良の木材と言われる桧。品のある高級感が漂い、空間に凛とした空気をもたらしてくれる、そんな特別感のあるテーブルです。

ホワイトの脚との組み合わせもおすすめ。清楚な桧の魅力が引き立ち、明るくすっきりとしたトーンに仕上がります。
品種 | ヒノキ科 / 針葉樹 |
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気乾比重(参考値) | 0.41g / cm3 ※一般的な桧材の値 |
強度 | やわらかめ |
色調 | 辺材は淡い黄白色、心材は黄白色~淡紅色(辺心材の境目ははっきりしない) 主に白っぽい色調で、黄味から赤みを帯びたものまでさまざま |
産地 | 岐阜県 |
主な用途 | 建築材、神社の建材、彫刻(仏像など)、家具 |
天然木スタンダードシリーズ ホワイトオーク

見ていて飽きない、個性豊かな表情
個性豊かで一辺倒ではない、生き生きとした木目の表現にこだわった KANADEMONO の天然木スタンダードシリーズ ホワイトオーク。
ホワイトオークの一番の魅力でもある美しい木目を表現するため、あえて風合いの異なる突板を、ランダムながらも緻密に組み合わせています。
多くの工程を職人が手作業で仕上げる天然木スタンダードシリーズは、エッジ部分のデザインもポイント。天板全体のナチュラルな一体感を生みつつ、どこかくっきりとした区切りとなって、テーブルとしての存在感を際立たせます。
※ 突板(つきいた)とは、木材を薄くスライスしたシート状の表面化粧材のことで、通常合板などに貼り付け使用します。
天然木スタンダードシリーズ ホワイトオークの特徴
- KANADEMONO がゼロから企画・開発した、天然木スタンダードシリーズ
- ホワイトオークの、個性豊かな表情を表現
- 明るく素朴な雰囲気が魅力
- 木の道管(水や養分の通り道)の凹凸が感じられやすい塗装仕上げ
- 構造上、乾燥や湿気による反りなどの影響が少ない
- 木の温かみ+職人の手業が感じられる仕様
- ホワイトオークのその他の特性は こちら

ホワイトオークのはっきりとした美しい木目の表現にこだわりました。あえて風合いの異なる突板を、ランダムながらも緻密に組み合わせています。

木材本来の風合いを残すよう、道管(水や養分の通り道)の凹凸を生かした塗装仕上げをしています。素朴な温かみを感じられるポイントです。

木材の個性豊かで趣深い素材感をすっきりとまとめ上げた、天然木スタンダードシリーズのテーブル。主張しすぎない、親しみやすい印象がポイントです。

マットブラックの鉄脚が、テーブル全体の印象をほどよく引き締めます。空間に馴染むナチュラルモダンな雰囲気は、カフェや店舗などにも◎。
天板構造 | ホワイトオーク化粧合板(表面 2.5mm) ランバーコア(芯材 24mm) 天然木化粧合板(裏面 2.5mm) エッジ:挽板 ※ 裏面とエッジには表面とは異なる樹種を使用する場合があります |
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突板品種 | ブナ科 / 広葉樹 |
色調 | 辺材は淡黄白色、心材は黄褐色~赤褐色(辺心材の区別は明瞭) 産地や品種により黄白色ものから赤みの強いものまで幅広い |
※ ホワイトオークは、無垢材 でもご用意しております。
天然木スタンダードシリーズ ウォルナット

重厚 × モダン
個性豊かで一辺倒ではない、生き生きとした木目の表現にこだわった KANADEMONO の天然木スタンダードシリーズ ウォルナット。
ウォルナットの深い色合いの中に現れる美しい濃淡の縞、滑らかな木目や贅沢な素材感はそのままに、日常への取り入れやすさを実現しました。
多くの工程を職人が手作業で仕上げる天然木スタンダードシリーズは、エッジ部分のデザインもポイント。天板全体のナチュラルな一体感を生みつつ、どこかくっきりとした区切りとなって、テーブルとしての存在感を際立たせます。
※ 突板(つきいた)とは、木材を薄くスライスしたシート状の表面化粧材のことで、通常合板などに貼り付け使用します。
天然木スタンダードシリーズ ウォルナットの特徴
- KANADEMONO がゼロから企画・開発した、天然木スタンダードシリーズ
- ウォルナットの、深い色味の中に現れる滑らかな木目が魅力
- 高級感のある滑らかな触り心地
- 自然な一体感がありながら天板を際立たせるエッジのデザイン
- 構造上、乾燥や湿気による反りなどの影響が少ない
- 木の温かみ+職人の手業が感じられる仕様
- ウォルナットのその他の特性は こちら

美しい濃淡の縞や、”墨流し”と呼ばれる滑らかな木目が魅力のウォルナット。あえて風合いの異なる突板を組み合わせ、素材感を表現しています。

エッジ部分にはウォルナットと同系色の塗装を施し、自然な一体感のある天板に。職人が手作業で丁寧に仕上げています。

木材の趣深い素材感をすっきりとまとめ上げた、天然木スタンダードシリーズのテーブル。ブラックで統一して、シックモダンなダイニングに。

同じ天板も、組み合わせる脚によって印象のちがうテーブルに。X脚と色彩豊かなアートを合わせれば、アーティスティックな空間を演出できます。
天板構造 | ウォルナット化粧合板(表面 2.5mm) ランバーコア(芯材 24mm) 天然木化粧合板(裏面 2.5mm) エッジ:挽板 ※ 裏面とエッジには表面とは異なる樹種を使用する場合があります |
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突板品種 | クルミ科 / 広葉樹 |
色調 | 辺材は灰白色~乳白色、心材は紫色を帯びた薄褐色~濃褐色(辺心材の区分は明瞭) 不規則な濃淡の縞があり、色調は多岐にわたる |
※ ウォルナットは、無垢材 でもご用意しております。
天然木 スタンダードシリーズ ブラックチェリー

自然な華やかさに魅了される
個性豊かで一辺倒ではない、生き生きとした木目の表現にこだわった KANADEMONO の天然木スタンダードシリーズ ブラックチェリー。
ブラックチェリーの上品な色合いと緻密な木肌、そしてまろやかな光沢感・気品ある素材感はそのままに、日常への取り入れやすさを実現しました。
多くの工程を職人が手作業で仕上げる天然木スタンダードシリーズは、エッジ部分のデザインもポイント。天板全体のナチュラルな一体感を生みつつ、どこかくっきりとした区切りとなって、テーブルとしての存在感を際立たせます。
※ 突板(つきいた)とは、木材を薄くスライスしたシート状の表面化粧材のことで、通常合板などに貼り付け使用します。
天然木スタンダードシリーズ ブラックチェリーの特徴
- KANADEMONO がゼロから企画・開発した、天然木スタンダードシリーズ
- ブラックチェリーの、上品な色合いとまろやかな光沢感が魅力
- 緻密な木肌、淡い木目がエレガントな印象
- 自然な一体感がありながら天板を際立たせるエッジのデザイン
- 構造上、乾燥や湿気による反りなどの影響が少ない
- 木の温かみ+職人の手業が感じられる仕様
- ブラックチェリーのその他の特性は こちら

木材の趣深い素材感をすっきりとまとめ上げた、天然木スタンダードシリーズ。ブラックチェリーの上品な色合いや滑らかな木目が感じられます。

エッジ部分にはブラックチェリーと同系色の塗装を施し、自然な一体感のある天板に。職人が手作業で丁寧に仕上げています。

ブラックチェリー突板の天板とマットブラックの鉄脚で、華やかながらもモダンに引き締まったイメージのテーブルに。ダイニングを温かく彩ります。

ホワイト系のアイテムとも相性がいいブラックチェリー。明るすぎず暗すぎない色合いは、お手持ちの家具ともきっとよく馴染みますよ。
天板構造 | ブラックチェリー化粧合板(表面 2.5mm) ランバーコア(芯材 24mm) 天然木化粧合板(裏面 2.5mm) エッジ:挽板 ※ 裏面とエッジには表面とは異なる樹種を使用する場合があります |
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突板品種 | バラ科 / 広葉樹 |
色調 | 辺材は黄白色~乳白色、心材は淡い黄桃色~赤褐色(辺心材の区別は明瞭) 黄味が強いものから桃色、赤褐色が混じるものまでさまざま |
※ ブラックチェリーは、無垢材 でもご用意しております。
天然木スタンダードシリーズ くるみ

素朴ながらも繊細な木目
個性豊かで一辺倒ではない、生き生きとした木目の表現にこだわった KANADEMONO の天然木スタンダードシリーズ くるみ。
くるみの淡い色合いの中に現れる細かな濃淡の縞、穏やかな木目やナチュラルな素材感はそのままに、日常への取り入れやすさを実現しました。
多くの工程を職人が手作業で仕上げる天然木スタンダードシリーズは、エッジ部分のデザインもポイント。天板全体のナチュラルな一体感を生みつつ、どこかくっきりとした区切りとなって、テーブルとしての存在感を際立たせます。
※ 突板(つきいた)とは、木材を薄くスライスしたシート状の表面化粧材のことで、通常合板などに貼り付け使用します。
天然木スタンダードシリーズ くるみの特徴
- KANADEMONO がゼロから企画・開発した、天然木スタンダードシリーズ
- くるみの、淡く褐色がかったやや明るいトーンと繊細な木目が魅力
- 毛並みのような細かな縞模様
- ホワイトオークより緻密な木目をしており、素朴さと上品さのバランスが取れた印象
- 自然な一体感がありながら天板を際立たせるエッジのデザイン
- 構造上、乾燥や湿気による反りなどの影響が少ない
- 木の温かみ+職人の手業が感じられる仕様

木材の趣深い素材感をすっきりとまとめ上げた、天然木スタンダードシリーズ。素朴な雰囲気のくるみですが、よく見ると繊細な木目をしています。

エッジ部分にはくるみと同系色の塗装を施し、自然な一体感のある天板に。職人が手作業で丁寧に仕上げています。

くるみの優しい雰囲気によく合うシンプルナチュラルなチェアをコーディネート。ブラック脚ですっきりと引き締めると◎。

ホワイトの脚との組み合わせもおすすめ。穏やかな天板の魅力が引き立ち、明るく清楚なトーンに仕上がります。
天板構造 | くるみ化粧合板(表面 2.5mm) ランバーコア(芯材 24mm) 天然木化粧合板(裏面 2.5mm) エッジ:挽板 ※ 裏面とエッジには表面とは異なる樹種を使用する場合があります |
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突板品種 | くるみ科 / 広葉樹 |
色調 | 辺材は淡黄白色、心材は紫色を帯びた薄褐色~濃褐色(辺心材の区分は明瞭) 黄色っぽいものから桃色、赤褐色が混じるものまでさまざま |
天然木スタンダードシリーズ アンバー

アートを見ているかのような迫力
個性豊かで一辺倒ではない、生き生きとした木目の表現にこだわった KANADEMONO の天然木スタンダードシリーズ アンバー。
アンバーのダイナミックで通直な木目と鮮やかな色合い、そして力強い素材感はそのままに、日常への取り入れやすさを実現しました。
多くの工程を職人が手作業で仕上げる天然木スタンダードシリーズは、エッジ部分のデザインもポイント。天板全体のナチュラルな一体感を生みつつ、どこかくっきりとした区切りとなって、テーブルとしての存在感を際立たせます。
※ 突板(つきいた)とは、木材を薄くスライスしたシート状の表面化粧材のことで、通常合板などに貼り付け使用します。
天然木スタンダードシリーズ アンバーの特徴
- KANADEMONO がゼロから企画・開発した、天然木スタンダードシリーズ
- アンバーの、天板を流れるように広がる生き生きとした躍動感のある木目が魅力
- 琥珀色のような鮮やかな色合いと落ち着いたブラウンの美しくはっきりとしたコントラスト
- 自然な一体感がありながら天板を際立たせるエッジのデザイン
- 構造上、乾燥や湿気による反りなどの影響が少ない
- 木の温かみ+職人の手業が感じられる仕様

木材の趣深い素材感をすっきりとまとめ上げた、天然木スタンダードシリーズ。アンバーのな色合いや滑らかな木目が感じられます。

エッジ部分にはアンバーと同系色の塗装を施し、自然な一体感のある天板に。職人が手作業で丁寧に仕上げています。

ブラック脚で華やかながらもモダンにまとめ上げた、スタイリッシュなイメージのテーブル。ワークルームを温かく彩ります。

アンバーならではの力強さを活かすなら、クリア塗装脚との組み合わせがおすすめ。インダストリアルなテイストにぴったりの雰囲気に。
天板構造 | アンバー化粧合板(表面 2.5mm) ランバーコア(芯材 24mm) 天然木化粧合板(裏面 2.5mm) エッジ:挽板 ※ 裏面とエッジには表面とは異なる樹種を使用する場合があります |
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突板品種 | マメ科 |
色調 | 辺材は黄白色~乳白色、心材は薄褐色~赤褐色(辺心材の区別は明瞭) 黄味が強いものから赤褐色が混じるものまでさまざま |