KANADEMONO のTHEシリーズ1

KANADEMONO のものづくりの裏側に迫るインタビュー第2弾。 テーマは、9,000通りを超える組み合わせと 1cm 単位のサイズオーダーを実現した THE シリーズの中で最も人気の、THE テーブルです。

「部屋のサイズに合わない」「ぴったりの素材が見つからない」といった、一般的な家具選びに対するユーザーの悩みをどう解消するのか?

今回はデザインチームを代表して氷室さんにお話を伺いました。「フェイクのない本物」へのこだわりと、あなたにぴったりの一台に出会うための、開発の裏側にある工夫と想いを紐解きます。

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KANADEMONO の原点
こだわりは、フェイクのない本物の材

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─── ブランドの中で最も人気の THE テーブルですが、どのようなこだわりがありますか?

氷室さん(以下敬称略):KANADEMONO の THE テーブルをはじめとする THE シリーズには、“フェイク”が存在していません。

巷に溢れる木調の家具には、紙に木の柄をプリントし、上から樹脂でラミネートしたシート材がよく使われています。品質が安定し、コストも抑えやすい反面、人工的な柄なのでそれぞれの個性はなく画一的です。均一な綺麗さはありますが、天然のもののような質感は感じにくいものが多いです。

KANADEMONO の THE シリーズの天板ではこういった木目シートを採用していません。天然木(幅はぎ材、集成材、突板)をはじめ、リノリウムや FENIX といった機能性素材、左官職人が1枚ずつ仕上げる MORTEX 天板などを取り扱っております。

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THE テーブルの天然木スタンダードシリーズに採用されている突板も、よく木目シートと間違えられますが、こちらは本物の木を薄くスライスし、熟練の職人の手によって丁寧に貼り合わされたものです。そのため表情は1枚ずつ異なり、まったく同じ天板は2つと作れません。

突板は無垢材として使用される丸太よりも、綺麗で良質とされるグレードの高い丸太が用いられることが多く、実は贅沢な材が使われていたりします。

KANADEMONO では、こういった突板のような木工技法を用いて希少な樹種を天板に採用したり、銘木と呼ばれる高級な樹種を手の届きやすい価格で提供しています。

もちろんコストを抑えたり、品質を高める工夫も行いますが、本物に似せた素材は使用していないのが特徴であり、こだわりです。

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妥協のない、ぴったりのテーブル・デスクを

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─── 他社のテーブルにはない特徴はありますか?

氷室:KANADEMONO の原点でもある THE テーブルは、お部屋のテイストや生活環境に合わせて選べる豊富な天板種類、好みによって選べる脚形状、脚カラー。そして最大の特徴が、置く場所にぴったり合わせることができる天板の 1cm 単位のサイズオーダーです。

「サイズが合わない」「似たようなデザインばかりで好みに合わない」といった、一般的な家具店でよくある悩みを解消。使用環境にぴったり合わせた、妥協のないテーブル・デスク選びが叶います。

─── 様々な種類の天板や脚を組み合わせることができますが、選び方のポイントはありますか?

豊富なバリエーションがあるため少し難しく感じる方もいると思うのですが、以下のようなステップを踏むと、選びやすいかもしれません。もしくは「ぴったりテーブル診断」で楽しく組み合わせを選ぶのもおすすめです。


①天板を選ぶ

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氷室:天板は部屋の中でも面積が大きい家具なので、理想とするものを選ぶことができれば、「作りたい部屋」に大きく近づけることができます。

イメージすることが難しい場合は、お部屋に使われている色を参考にするといいと思います。床、壁、天井などざっくりと色の系統や素材の系統を合わせると大きく外さないですし、あえて変えるとワンランク上の空間を演出できます。

また、傷が目立たないのが良い、お手入れが楽なものが良いなど求める機能があると素材が絞れてきます。


◾️天板一例◾️

 
イメージ 素材名 特徴・備考
明るくナチュラルなトーン
ラバーウッドナチュラル ラバーウッドナチュラル ・明るい木目
・滑らかな手触り
・硬めの木材で傷に強い
パイン パイン ・やさしいナチュラルな色合いと木目
・やや柔らかい質感
ホワイトオーク(天然木スタンダード) ホワイトオーク
(天然木スタンダード)
・硬めの木材で傷に強い
・ナチュラルな色合いと木目
・家具材としてよく用いられる
・突板のため比較的軽量
リノリウムpebble リノリウム(Pebble) ・天然素材で優しい肌触り
・「抗菌・抗ウイルス・脱臭・抗アレルギー性」に優れている素材
・汚れや指紋がつきにくい
・帯電防止効果で(静電気が起こらない)、ホコリが付着しにくい
落ち着いたシックなトーン
無垢ウォルナット 無垢ウォルナット ・“墨流し”と呼ばれる濃淡の木目
・高級感のある深い色味
FENIX(ネイビー) FENIX(ネイビー) ・指紋が付着しにくく、傷に強い
・高い抗菌性
・マットな質感
モールテックス(Dark_gray) モールテックス(ダークグレー) ・防水性
・ヒビが入りにくい
・左官職人が仕上げる一点物
存在感・ヴィンテージ
ブビンガ ブビンガ ・独特の木目と重厚感
・比較的軽量
無垢杉ヴィンテージ 無垢 杉 ヴィンテージスタイル ・ヴィンテージ家具のような雰囲気
・質感を楽しめる素朴な木肌

②脚の素材、色、デザインを選ぶ

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氷室: 脚のカラーも窓サッシや巾木などの建具、家電やチェアの脚など、すでにお部屋にある色から選んでいただくと、ごちゃつきにくいかと思います。

脚の形状はテーブルの使い方によるところもありますが、単純に好みで選んでみてはいかがでしょうか。以下の表では一部の脚をピックアップしています。ぜひ参考にしてみてください。

◾️脚の種類 一例◾️

 
イメージ 脚のデザイン 特徴・備考
スクエア ・人気アイテム
・トレーオプション取り付けが可能
・安定感抜群
スリムライン スリムライン ・短辺にも座れる使い勝手の良さ
・トレーオプション取り付けが可能
・スリムな設計で邪魔にならない
Xライン ・目を引くデザインで、空間のアクセントに
・個性的な雰囲気
ソリッドピン ・短辺にも座れる使い勝手の良さ
・小スペースに設置してもすっきりコンパクトに

③テーブルの大きさを選ぶ

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氷室:サイズは座る人数や使い方、部屋に置いた際の動線を加味して考えるといいと思います。次の章では実例を交えてご説明します。

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テーブル・デスクサイズの選び方

KANADEMONO のTHEテーブル9

氷室:テーブル・デスクのサイズ選びはとても重要ですが、何を基準にしたらいいのか、迷うところでもあります。

食事をするためなのか、仕事をするためなのか、使用人数は何人か…。こちらでは実例を交えてご説明します。


食卓として使う場合

氷室:テーブルのサイズは、「1人分に必要なスペース × 人数」がベースとなります。ダイニングテーブルで食事をする際に1人が必要とするスペースは、一般的に「幅 60cm × 奥行 40cm」といわれています。これを基準に、使用する人数や使い方を考慮して、テーブルの大きさを決めるのもいいでしょう。


テーブルサイズの選び方_1人70×45cm

◾️1人の場合(画像テーブルサイズ 幅 70cm × 奥行 70cm)
1人が必要とする最低限サイズのダイニングスペース。ワンルームなど小さな空間でも置きやすいサイズ感で軽いランチをするシーンには◎。

テーブルサイズの選び方_2人120×80cm

◾️2人の場合(画像テーブルサイズ 幅 120cm × 奥行 80cm)
ふたりで向かい合って食事をするには、ちょうどいい大きさ。4人で食事するテーブルとしては、コンパクトなサイズです。

テーブルサイズの選び方_4人140×80cm

◾️4人家族の場合 (画像テーブルサイズ 幅 140cm × 奥行 80cm )
家族4人で食事をするには、ちょうどいいサイズです。幅が160cmほどにするとさらに隣の人との間隔が広く、ゆったりと過ごせます。

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ワークデスクとして使う場合

1人で作業スペースとして使うのに最低限必要なサイズと言われるのは、幅 70cm × 奥行 45cm。こちらでは使い勝手の良いサイズ感を見てみましょう。

デスクサイズの選び方_70×45cm

◾️幅 100cm × 奥行 60cm
PC1台とマグカップ1つが置けるくらいのスペース。コンパクトなので、リビング横のワークスペースに置くにはちょうどいいサイズ感です。

デスクサイズの選び方_120×70cm

◾️幅 120cm × 奥行 70cm
デスクトップPCとマグやノートを置いてもゆとりのある大きさ。奥行き 70cm は、オフィスでのスタンダードなサイズと言われています。

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氷室 拓磨(デザインチームマネージャー)
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