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お部屋に色を取り入れる方法

お部屋に色を取り入れる方法1

カラフルなインテリアに憧れはあるけれど、「色をたくさん使うとまとまらないのでは?」と不安に感じる方も多いのではないでしょうか。

実際、色は空間の印象を大きく左右するため、慎重に選びたくなるもの。ですが、実は色の合わせ方には理論があり、ちょっとしたコツを押さえれば初心者でも安心してカラフルさをお部屋に取り入れることができます。さらに経験を重ねると、多色使いでも洗練された空間を作れるように。

この記事では、小物から始めて、家具、そして多色コーディネートへと段階的にステップアップできる「カラフルインテリア」の楽しみ方をご紹介します。

違う色を組み合わせても、なぜ調和するの?

お部屋に色を取り入れる方法2

海外のお部屋の写真を眺めると、ソファやラグ、サイドテーブルがそれぞれ異なる色なのに、不思議とまとまって見えることがあります。やってみたいと思いつつ、「自分の部屋で取り入れるのは難しそう」と感じる方も多いのではないでしょうか。

そこでまずは、「なぜ違う色を組み合わせても調和して見えるのか?」という問いを、色彩理論と心理学の視点から紐解いてみます。


色彩理論からのアプローチ - 補色と類似色

お部屋に色を取り入れる方31


色彩理論では、色相環(カラー・ホイール)を使って色の関係性を整理します。2色以上の組み合わせは、配色によって異なる印象を見せるからです。

  • 補色(反対の位置にある色)は、お互いを引き立てあう組み合わせ。たとえばブルーのソファにオレンジのクッションを置くと、空間全体が活気づきます。
  • 類似色(隣り合う色)は、自然界に多く見られる配色です。緑のチェアとブルーのラグを合わせれば、森林や海のように爽やかで心地よい雰囲気に。

さらに、トーン(明度や彩度)を揃えることもポイント。鮮やかな色同士、あるいはくすんだ色同士を組み合わせると、統一感が生まれやすくなります。色彩学者のジャッドは、「色同士に"何らかの共通点"があると、それらは美しく調和する」と提唱しました。人は同じトーンを心地よく感じやすいとされているようです。


心理学からの視点 - 色と気持ちの関係

お部屋に色を取り入れる方法4


色は、私たちの気持ちにも作用します。青は落ち着きを、赤やオレンジは温かさや活気を与えるなど、心理的効果が知られています。

また、自然界に存在する色の組み合わせと人の好みには関連があるとも言われています。部屋のカラーコーディネートに迷ったら、夕暮れを感じる[ オレンジ × ブルー ]、森林と大地で安心感を与える[ ディープグリーン × ダークブラウン ]など自然界にある色の組み合わせを真似してみましょう。

これは「バイオフィリア(自然への愛着)」と呼ばれる心理効果を利用したもので、私たちは本能的に自然の色を「安全で心地よい」と感じるようにできているからです。

ステップ別 カラフルインテリア提案

前章でお伝えした通り、コツやポイントを活用すれば違う色を組み合わせても不思議とまとまった空間が生まれます。こちらでは初級編から上級編まで3段階のカラフルインテリアを提案します。

まず初めに、上のスライダー画像を動かしてみてください。左は Step1、右は Step3 です。

Step1 に比べ、Step3 のインテリアは豊富な色を取り入れていますね。それでいてバラバラに感じない。このような多色のインテリアができたなら、お部屋が個性的でよりあなたらしい空間になるでしょう。

ではどうすればこういった空間に仕上がるか、Step1 から3まで、詳しく紐解いていきましょう。


Step1:小物から始めるカラフルインテリア

お部屋に色を取り入れる方法6


カラフルインテリアを始めるなら、まずは小物を使った色の取り入れ方がおすすめです。クッション、ラグ、ポスター、花瓶といったアイテムは、気軽に差し替えられるため、失敗してもやり直しがしやすいのが魅力。

例えば、白やグレーを基調としたソファに、ブルーやイエローのクッションを置くだけで空間が一気に明るくなります。このときのポイントは、同じトーンで揃えること。たとえば「パステル調で揃える」「くすみカラーで統一する」といったように、明度や彩度が近い色を選ぶと自然にまとまります。

お部屋に色を取り入れる方法9


実際のイメージとしては、同じ部屋の写真にクッションだけを変えた3パターンを並べると分かりやすいでしょう。小物の力で、空間の雰囲気ががらりと変わることを体感できます。まずは、この段階から試してみてください。

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Step2:家具で印象を変えるカラーコーディネート

お部屋に色を取り入れる方法7


小物に慣れてきたら、次のステップは家具に色を取り入れること。テーブルやスツールなど、部屋の主役となる家具をカラフルにすることで、空間全体の印象が一気に変わります。

ここで意識したいのが最初にお伝えした色相環です。色相環を使うと、色の組み合わせに迷いにくくなります。

  • 補色(反対の位置にある色)でメリハリを(例:青とオレンジ、緑と赤、黄色と紫 など)
  • 類似色(隣り合う色)でなじませる(例:緑と青、青と紫、赤とオレンジ、黄色と黄緑 など)

スタイリング例として、黄色味のあるベージュを基調とした部屋に青系のスツールやチェアを配置したり(補色)、オレンジのラグの上に暖色系天板のローテーブルを置いたり(類似色)すると、家具が空間の主役となり、全体の印象を引き締めます。ここでもやはり、同じトーン(明度や彩度)を揃えることを意識しましょう。


Step3:多色を楽しむ上級者スタイル

お部屋に色を取り入れる方法8


さらに一歩進んで、Step3 ではテーブルやソファの色も変えて、多色使いに挑戦してみましょう。

ここで活躍するのが、インテリア配色の黄金比率「70-25-5ルール」。ベースカラー70%、メインカラー25%、アクセントカラー5% の、一般的にシンプルでまとまりやすいと言われるカラーの比率です。

今回は少しチャレンジングに、「60-30-10」としてみましょう。これは、部屋の色の割合をベースカラー60%、メインカラー30%、アクセントカラー10% に分ける考え方です。このルールを意識するだけで、カラフルでメリハリがありながらもバランスのとれた空間になります。

  • ベースカラー 60% 
    • 主張の強すぎない、ベーシックなカラーがおすすめ
    • 例)壁面や床面を優しい雰囲気のベージュに
  • メインカラー 30% 
    • 大きい面積の色を揃え、全体的にまとまり感をアップ
    • 例)ソファやアートポスター、スツールをブルーグリーンで統一
  • アクセントカラー 10% 
    • 小物にはあえてカラフルな色味を点在させることで遊び心を
    • 例)クッションや小物でイエローを 5%、ローテーブルでレッドを 5% 配置

ベースカラーはシンプルにしておくことで、メインとアクセントが引き立ち、軽やかでリズム感のあるインテリアに仕上がります。心理学的にも、人は秩序ある繰り返しやリズムに安心感を覚えると言われています。多色でもまとまって見えるのは、この「秩序」が空間にあるからです。

さらに上級者スタイルでは、アートや大胆なデザインのラグを組み合わせて個性的な空間を演出するのもおすすめです。色が増えることで空間が複雑になるように見えても、「60-30-10」の配分とトーンの統一を意識すれば、洗練された印象を保てます。まさに、KANADEMONO が提案するカラフルスタイリング、“Colorphy(カラフィ)”の暮らしを楽しむ第一歩ですね。

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今日から始めるカラフルインテリア

お部屋に色を取り入れる方法10

カラフルインテリアは、難しそうに見えても段階を踏めば誰でも楽しめます。小物から始め、家具で色を取り入れ、そして多色コーディネートへ。コツやポイントを活用すれば、違う色を組み合わせても不思議とまとまった空間が生まれます。

まずは、好きな色をひとつ決めて取り入れてみましょう。そこから少しずつ色を増やしていけば、自分らしい「カラフルな暮らし」が広がっていきます。今日から小さな一歩を踏み出してみませんか?

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