THE TABLE に、オーク無垢材が加わりました

オークは、ブナ科コナラ属の落葉広葉樹。世界中で数百種類存在し、日本ではナラ（ミズナラ）とよばれる、秋にどんぐりがなる木にあたります。

ひと際大きく立派に成長するため、古くから「森の王(King of Forest)」とよばれ、ヨーロッパの神話にも登場するなど、聖なる木として崇められてきました。

丈夫な硬さが魅力で、中世より床材や大型家具を中心に、船舶用材、ワインやウイスキーの樽など様々な用途に使用されています。

オークの魅力は何といっても温もりあふれる表情豊かな木目。

その温かみとナチュラル感から、ダイニングテーブルにぜひ使ってほしい樹種のひとつです。

木の成長の証しともいえる年輪が描くさまざまな文様は、眺めているだけで、ほっとした気持ちになり、和やかな雰囲気を食卓にもたらします。

差し込んだ日の光がとっても似合うオーク無垢材。

オレンジジュースと焼き立てパンのシンプルな朝食さえも、贅沢な時間のように見せてくれる、特別感のあるテーブルです。

オークは比較的硬めの木材なので、もちろんデスクとして活用することもおすすめ。作業の合間に木肌の風合いや温もりを感じて、一息つけそうです。

オーク材は、通常丸太の挽き方によって2つの異なる模様が見られますが、オークの場合はそのちがいがはっきりと見られます。

「柾目（まさめ）」※1 では直線的でまっすぐに流れる清楚な木目が、「板目（いため）」※2 では曲線が描く豊かな表情が現れます。

柾目と板目が織りなす美しい文様は、見る人の目を愉しませてくれます。

また、ホワイトオークの特徴である虎斑（トラフ）の杢が現れる場合もあり、見ていて飽きない趣深い印象。お部屋に取り入れるだけで、いつもの時間に自然の豊かさが加わるはずです。

※1 ※2
柾目（まさめ）・板目（いため）とは、丸太から板に加工する際の製材方法による木目の出方の違いのことをいいます。

年輪に対しのこぎりを垂直方向に入れ、丸太のちょうど真ん中あたりを切り出すと「柾目」という縦じま模様の木目に。水平方向に入れ、丸太の中心からずれた部分を切り出すと「板目」というタケノコの断面のような木目が現れます。

THE TABLE / 無垢 ホワイトオーク × Black Steel では、贅沢な素材感のホワイトオーク無垢材を使用しています。

オーク材はとても人気があるので、インテリア業界では、オーク突き板や木目をプリントしたシートなどを使用した家具をよく見かけますが、無垢材ならではの厚みや趣は、他ではなかなか味わえません。

また、オーク材は、ナチュラルな明るい色味をしていますが、時を経るごとにその色味に深みが増すので、経年変化を愉しむことができるといわれています。

アイアン脚とのコーディネートにより、オークの素朴な風合いを程よく引き締めているのも実は大切なポイント。

テーブル脚も木材の場合、ふんわりとした雰囲気になりますが、鉄脚にすることでナチュラルでありながらもスタイリッシュ＋モダンな印象に仕上げています。

もうひとつのポイントは、テーブル脚を選ばないフレキシブルな点。

ブラック脚ともホワイト脚とも相性がよく、またシンプルなデザインの脚からアーティスティックなデザインのものまでぴたりとマッチング。

何をセレクトしても、オーク材のもつおおらかさがテーブル全体を柔らかくまとめ上げます。

脚のバリエーションは8種類をご用意。選ぶ脚によってテーブル全体の印象も変わるので、空間や好みにぴったりのものをセレクトしてください。