コラム

KANADEMONO のこだわり 後編

KANADEMONO のこだわり

KANADEMONO が製作するプロダクトには、いろいろなこだわりが凝縮されています。

素材選びから始まり、商品のデザイン性や、機能性の追求など、
すべてのプロセスにおいて可能性を吟味し、
KANADEMONO の意匠にあったものだけを日々製作しています。

こちらでは、KANADEMONO ブランドが生まれた背景も含めて、
KANADEMONO にまつわる、いろいろなストーリーをご紹介いたします。

テーブルのひそかなこだわり

素材感を活かすために、
より使い心地をよくするために、
より美しいデザインにするために‥‥。

KANADEMONO では、ぱっと見ただけでは気づかないほどの
ディテールまでこだわってテーブルの天板を製作をしています。

KANADEMONO のこだわりと、職人の技術が 一枚の天板を生み出します。


表面をていねいに研磨


テーブルに手を置いたときの感触はとても大切です。

KANADEMONO では、木肌を感じながらも、滑らかな手触りに仕上げるために、カッティングした木材の表面を、一枚一枚丁寧に、研磨をして、手触りのいい、滑らかな天板の土台を作っています。


厳選されたマット塗装


研磨した木材に、天然木の風合いを可能な限り生かすための、厳選した特殊なマット塗装を施しています。

見た目、手触りとも、まるで木そのものの温もりを感じられるような質感です。

ウレタン塗装しているので、液体などが木材に染み込むことはなく、 通常の使用では、カップを置いた後にできる輪じみ等はできにくくなっています。

「耐久性がありながらも、木の自然な質感が残っているテーブルがほしい」

KANADEMONO では、そんな要望に応えられるような天板を、一枚一枚組み上げて作っています。


面取りの幅


天板の側面の部分が少し丸くなっているかと思いますが、この面取りの幅をどれだけとるのか、が実は大切なポイントです。幅が数ミリ異なるだけで、だいぶ印象が変わるからです。

一般的な天板は、面取りの幅を3~5mmに設定していることが多く、天板の端や角が丸みを帯びています。おそらく、一番よく見かけるテーブルのタイプです。

それに対して、KANADEMONO では、面取りの幅を2mmにしています。

角が鋭すぎず丸すぎない微妙なラウンド、天板のフォルムのすっきりとした美しさを一番表現できるような設定です。

また通常、2mmの場合は、サンドペーパーをかけるだけで仕上げますが、KANADEMONO では、職人がサンディング・ディスク・グラインダーをつかって、しっかりと面取りをしています。

面取り

角は鋭すぎず丸すぎない微妙な面取り加工で、すっきりとしたフォルムに。

面取り

通常の面取りの幅は3~5mmであるのに対して、KANADEMONO は2mmに設定。

鉄脚を求めて

フランス、スペイン、東ヨーロッパを巡り、
街角やカフェ、ホテルなどで見たテーブルからアイデアを膨らませて辿り着いたもの、

「洗練されたデザインの鉄脚」

一見、奇抜なデザインの鉄脚に見えるものもありますが、木のテーブルと合わせると、不思議と、凛として落ち着いた雰囲気を放ちます。

日本でも古くから、鉄は鉄器や鉄瓶、鉄の燭台など暮らしになくてはならないものだったので、鉄脚が日本の部屋に合うのも納得です。

KANADEMONO は、日本における鉄の文化や工芸品などからもインスピレーションを得て、日本の空間にも溶け込むように、デザインをアレンジして自社で図面をおこしています。

また、鉄の素材感を活かすために、塗装にもこだわります。特殊なマットブラックの粉体塗装を施し、質感を残しつつも、錆が出にくいように加工しています。


こだわりのマット塗装


強い塗膜


  • 粉体塗装の場合、1回の塗装で40~150ミクロンの塗膜をつくることができ、溶剤塗装のおよそ4~5倍の厚み
  • 塗膜自体の強度もあるので、キズに対しては非常に強い塗装
  • 耐熱性、耐油性にも優れている

柔軟性のある塗膜


  • 粉体塗装はキズに強い一方で、塗膜自体が柔軟である
  • 塗柔軟に伸縮するので、結果としてひび割れなどが起きにくい
  • 塗装の寿命が長い

優れた防錆能力


  • もともと粉体塗装は「さび止め塗料」として普及していた
  • 溶剤塗装に比べ塗膜が厚く、さらにピンホールなども少ない
  • 粉体塗装された金属は空気に触れにくい、つまり錆びにくいという特徴がある

環境にやさしいエコ塗装


  • 粉体塗料は有機溶剤を全く使用せず、揮発することもない
  • 大気汚染や汚水の問題もクリアした、環境にも生態系にもやさしいエコ塗料

木からテーブルになるまで

木からテーブルになるまで、そしてお客さまの元に届いたテーブルの上に、コーヒーやお料理などが置かれている姿を想像しながら、私たちは、常に考えています。

「どうしたらお客さまに満足してもらえるか」

よりよいプロダクトを作るために、またサービスをさらに向上させるために、私たちは、カスタマーの目線から必要とされているものを考え、みなさんの「暮らしを奏でる」ものを作っていきたいと願っています。


製造について


KANADEMONO では、お客様からご注文をいただいてから、職人が原板からひとつひとつ丁寧に天板を製造しています。

お届けまで、少しお時間を頂きますが、職人が製作している姿を想像しながら、テーブルの到着を楽しみにお待ちいただければと思います。


気軽にぴったりのサイズでオーダー


「気に入ったテーブルに、ちょうどいいサイズがない」
「サイズオーダーしようと思ったら、特注扱いで価格が高くなってしまった」

このような状況がないように、KANADEMONO では一定の範囲内であれば、自由にサイズのカスタムオーダーをすることが可能です。

「どんなサイズのテーブルがいいのかわからない」という方は、「テーブルのサイズの選び方」をご参照ください。

LIBRARY「テーブルサイズの選び方」へ

簡単な組み立て


「家具の組み立てが億劫で、なかなか購入できない」
「ひとりで組み立てられるか不安」

そう思っている人は、意外に多いはずです。

KANADEMONO のテーブルの組み立ては、とても簡単。作業時間はわずか10分程度です。

テーブル脚には、天板に組み付けるために必要なすべてものが同梱されています。
天板には既にボルト用の穴が空いていますので、付属の部品を付属の六角レンチでただ組み付けるだけの「かんたん組み立て」です。

LIBRARY「KANADEMONO テーブル かんたん組立」へ
部品

天板に組付ける用の六角ボルトとワッシャー2種が各16個、六角レンチが同梱されてます。

テーブル組み立て

板には既にボルト用の穴が空いているので、付属の部品をただ組み付けるだけで完成。


安心のカスタマーサポート

何かご不明な点があるときは、いつでもカスタマーサポートにご連絡ください。
通常24時間以内(土日祝日除く)に必ずお返事をいたします。

営業時間:10時~17時 定休日:土日祝日

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よくあるご質問はこちらをご参照ください
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