コラム

あさぎーにょさん × KANADEMONO コラボ
気分が POP になるオフィス


株式会社POPPY-1
アパレル事業やインフルエンサー事業、WEB・動画メディアの企画やデザインマネージメントを手がける株式会社 POPPY。

2024年1月、ファッションやメディアの情報発信拠点として進化し続ける原宿エリアのビルにオフィスを移転。空間設計をする中で、8人掛けのテーブルとして KANADEMONO をセレクトいただいたところから、同社でクリエイティブアーティストとして活躍する、あさぎーにょさんとのコラボレーションが実現。ミーティングスペースの家具を全面的にサポートしました。

オフィスの扉を開け、足を一歩踏み入れると、そこはさわやかなブルーの壁に囲まれた柔らかな心地と自由な発想を生み出す空間。主に打ち合わせや作業に利用する70㎡の共有スペースに、KANADEMONO の家具が多数導入されています。

今回は、あさぎーにょさんに家具の選定理由やコーディネートのポイント、オフィス以外の空間でも参考になる空間づくりのコツについてお話を伺いました。

働く人たちの気分もPOPになる
アットホーム感のあるオフィス

株式会社POPPY-2
オフィスの空間設計は、あさぎーにょさんと共に数々のクリエイティブを手がけてきた空間デザイナーのヤザキリナさんと共に進めました。コンセプトは、オフィスだけど程よくアットホームな空間。

「これまでヤザキリナと作り上げてきた空間、特にアパレルブランドの店舗などは、カラフルでポップなものが多かったのですが、オフィスはフレキシブルに使えるように、もう少しシンプルに、でも POPPY らしく色を使っていこうと決めていました」

オフィス内には種類の異なるテーブル&チェアが3箇所設置されています。天板の色をすべて変えることで、空間イメージが一辺倒になってしまうのを避けたいというねらいでテーブル選びをスタートしました。

ミーティングにも作業台にも使う
8人掛けの THE TABLE

株式会社POPPY-3
3種のテーブルのなかでも一番大きな8人掛けテーブルとして採用されたのが THE TABLE / リノリウム グリーン系 × White Steel です。

「8人掛けのテーブルを探していたのですが、天板がツルっとしたオフィス然としたものが多かった。偶然、彼女が KANADEMONO を見つけて、セレクトしてくれました」

サイズは 220×80cm をオーダー。天板の色は落ち着きのある色で汚れが目立ちにくい Olive をセレクト。

「マットな天板は傷や汚れが付着しやすいイメージもありましたが、自然素材のこの色はとてもいいですね。ほかのテーブルもそうですが、木口との切り替え部分もなめらかで、チープにならない丁寧な仕上げが気に入っています」とあさぎーにょさん。

このテーブルでは、グラフィックデザイナーが大判サイズの用紙を並べたり、服をデザインする過程で生地を広げることもあり、作業台としても活躍しているそう。

異素材の組み合わせが楽しいダイニングチェア2種

株式会社POPPY-4
テーブルに合わせて選んだ椅子は、Wooden Curve 曲げ木 プライウッド チェア の人気色ブラウンと、Retro - Modern ラタン調 ダイニングチェア を各4脚。

「曲げ木のチェアは、シンプルなのに愛らしさもあるデザイン。もう一つのダイニングチェアは、ラタンの背もたれとファブリックの座面という異素材の掛け合わせがかなり好きです」

あさぎーにょさんは、以前からファッションやインテリアでの異素材の組み合わせに着目。特に近年、仕事で訪れた北欧で見たラタンや和を感じる素材使いに心惹かれているのだそう。

このリノリウム Olive カラーのテーブルには、2種の椅子8脚をセットできるよう、脚が邪魔にならないシンプルな白の Square Bar を組み合わせています。

クリアガラスを加えて洗練さをプラス

株式会社POPPY-5
テーブルの上には、2種類のペンダントライトを吊り下げています。Glass × Oval 半透明ガラスと大理石の オーバル ペンダントライト の魅力について、あさぎーにょさんは、

「シェード部分のガラスと、大理石のソケットカバー、真鍮のようなシーリングカップ部分のスチール、これもまた異素材の組み合わせが可愛い。こういう小さなこだわりが好きなんです」と、ライトのお気に入りポイントを解説。

このライトに挟まれる形でセレクトしたのが、Glass × Brass 繭玉のようなガラスのペンダントライトのミントカラーです。3つの中にガラスのシェードでクリア感を入れることで、温かくなりすぎず洗練されたイメージになるとのこと。

色や素材に加え、シェード部分はオーバルペンダントライトより直径が約 8cm 小さいため、サイズも均一にしない技ありコーディネートです。

オフィスでひと際あたたかみが出るラグ

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スペースの中央に配置した4人掛けテーブルは THE TABLE / リノリウム ベージュ・グレー系 × White Steel。天板に選んだ色は落ち着きのある Vapour です。脚は、8人掛けとは異なる白のスリムラインを組み合わせています。

このテーブルゾーンで最も印象的なのは、床に敷いたラグ、Soft Plush Plain Rug - Rose です。一箇所のみラグを取り入れた理由についてあさぎーにょさんは、スペースの中心に島を作り、観葉植物と組み合わせたいと考えたそう。

「ファブリックが入ったことで、オフィスの床ながらもアットホーム感が出せています。このラグの色はベージュトーンのローズピンクなのでほかの色に合わせやすいところも最高に気に入っています」と色選びのポイントを解説してくださいました。

このラグと天板、ホワイト脚ともしっくり馴染むのが、Vintage Style Steel Wooden Chair 2脚セット。チェアは深みのあるダークブラウンのウッドと、ブロンズカラーのスチールフレームがアットホームな雰囲気を引き締めています。

オフィスにもおうちにも合うフロアランプ

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オフィスの壁の色をブルーにすることは、真っ先に決まったそう。

「この壁の色はとても写真うつりがいいんです。サンプルが届いた時など、壁が暖色系だと肌の色と合わさってきれいに見えないので、このさわやかなブルーはベストな選択でした」と語るあさぎーにょさん。

壁際に置いた照明 Pole - Double Fabric Shade Floor Lamp もイチ押しアイテムとして紹介してくださいました。

「このフロアランプはただただ可愛い。これもファブリックと木の異素材組み合わせが、ラグジュアリー感もあってあたたかみを感じます。KANADEMONO の家具はウッド使いのものでもデコラティブになりすぎないデザインがいいですよね。日本のおうちにも合いやすいものが多いと思います」

サイズオーダーでぴったり幅の THE SHELF

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ラグスペースのサイドには、構造上の柱の幅に合わせて飾り棚として THE SHELF / リノリウム 全24色 × White Steel を設置。リノリウムの棚板は、ミーティングテーブルと同じ Olive を選びました。

「シェルフの幅をオーダーできるのがいいですね。私、おうちや空間を作る時に気分によって変えられる、その余白を持たせることができる飾り棚が大好きなんです」

実際、あさぎーにょさんの元にはファンの方から「部屋に個性を出すにはどうしたらいいの?」という声が届くことも多く、手軽な手段として飾り棚に花瓶やオブジェを置くことをおすすめしているのだそう。

POPPY オフィスの飾り棚も、気分や季節によって飾るものを入れ替えたり、加えたりを楽しんでいく予定です。

ブルーの壁とマッチする
落ち着きあるブラウンのラバーウッド天板

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3つめのテーブルは THE TABLE / ラバーウッド ブラウン × Colored Steel。天板のラバーウッド ブラウンは、落ち着いた色で、触り心地もお気に入り。スクエアの脚は白色にうっすら青みがかった雲のようなカラーである、Cloud をセレクトしました。

少し離れて眺めると、椅子の脚とテーブルの脚の角度、さらにバランスよくミックスされた色合いがとてもユニーク。全体にまとまりがあり、壁のブルーともマッチしてします。

ファブリックチェアとスツールが好相性

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テーブルには、素材もデザインも大きく異なる2種の椅子を3脚ずつ組み合わせました。Fabric Armchair ファブリック ラウンドチェア はアーム付きで回転式。座り心地が良く、来客用として使用することも多いそう。

ここに組み合わせたのが、ユニークな座面が特徴の Craft - Comfort クラフトスツール ビーチ天然木です。

「ファブリックチェアが肘掛けもついていて落ち着きのあるソファのような椅子なので、あえてスツールと組み合わせることで、テーブル周りが重たくならずにすみます。この組み合わせはかなり自慢です」

見た目の面白さのみならず、180×80cm のテーブルに6脚分をセット出来るという点もポイントです。

ミラー&ベンチ
自分の家のように愛しい家具に囲まれて

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エントランス脇の壁際には座面の幅をオーダー出来る人気の THE BENCH / ラバーウッド ブラウン × White Steel をセット。

お出かけ時のコーディネートチェックでは荷物置きに。ベンチとしてはもちろん、飾り棚としてなど用途はいろいろ。こちらでは、幅を 100cm でオーダーしました。他のテーブルと同じホワイトのスチール脚も、ブルーの壁と空間に馴染んでいます。

株式会社POPPY-12
ベンチと組み合わせるように、エントランス脇の壁には、ビーチ無垢材 アンティーク調 ウォールミラーを設置しました。

「決め手は、このフレームの曲線の美しさです。木の素材で曲線を描いているものが大好き。ついつい触れたくなります」とあさぎーにょさん。

自宅の玄関に身だしなみチェック用のミラーを設置するように、アットホームを意識したこの空間にも欠かせないアイテムのようです。

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ブルー・グリーン・ピンクをテーマカラーに、5種類の椅子をはじめ異素材をミックスしながらコーディネートした株式会社 POPPY のオフィス。カラフルでワクワクするのに落ち着きとまとまりを感じるのは、空間コーディネートに確かなテクニックが活かされているから。

「色合わせをする際は、トーンを決めてから選びました。種類の違う椅子も、天板の色が異なるテーブルも KANADEMONO の家具からセレクトしたことで、トーンを揃えられたのではないでしょうか」 とあさぎーにょさん。

「世界観やメッセージは統一しながら、今後もアパレル、店舗、空間コーディネート、音楽や映像、祭りなど、ジャンルレスで POPPY な輪を広げていきたいです」

出来たばかりのこのオフィスをベースとして守りながら、ワクワクを抱きしめるさまざまなプロダクトがこれからも数多く生まれていくに違いありません。


あさぎーにょ さん
ポップで温かい"ポピー"な世界観を幅広い分野で表現するクリエイティブアーティスト/アートディレクター/YouTuberのあさぎーにょさんは、SNSの総フォロワーは300万人を超え、音楽、ファッションと幅広い分野で活躍中。
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株式会社POPPY
「ワクワクを抱きしめよう」をコンセプトに、2018年に設立。アパレル事業、インフルエンサー事業、WEB・動画メディアの企画・デザインマネージメントなどを展開。ポップで温かい"ポピー"な世界観を幅広い分野で表現するクリエイティブアーティスト/アートディレクター/YouTuberのあさぎーにょさんは、SNSの総フォロワーは300万人を超え、音楽、ファッションと幅広い分野で活躍中。
https://poppy-inc.com/

他にも紹介したい、ポイントいろいろ

株式会社POPPY-14

社名の POPPY には「ワクワクを抱きしめよう」という思いが込められている。文字通り、エントランスからワクワクする空間づくりが。

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THE TABLE 同様、木口は落ち着きのあるウォルナットをセレクト。豊富なカラーバリエーションのリノリウム天板は、色を選ぶのも楽しい時間です。


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入口のディスプレイコーナーに組み合わせた白のテーブルランプ、Elegant - Brass Modern Table Lamp も、KANADEMONO のアイテムのひとつ。

株式会社POPPY-17

ウッドの枠にガラスを組み合わせた特注の扉。ガラス部分は角Rでのくり抜きをオーダーして造作しています。





株式会社POPPY レイアウト

KANADEMONO コーディネート家具を採用の株式会社POPPY
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