KANADEMONO 導入事例 #33
株式会社三信不動産販売

不動産会社のイメージを覆す
スタイリッシュなデザインの新支店
東京都江戸川区に本社を構え、「江戸川区に強い!」をキャッチフレーズに、地域密着型の不動産及び関連サービスを手がける株式会社三信不動産販売。同区内で駅前を中心に複数の支店を持ち、事業を展開しています。2025年4月には、建物の外観から内装のプランニングすべてを自社で行った篠崎駅前店をオープンしました。この新支店のデザインイメージを象徴するように選ばれたのが KANADEMONO の家具です。
お客様と従業員のモチベーションをアップする店舗デザイン、これに融合した家具選びのポイントとコーディネートについて、執行役員で R+house 事業部部長兼法務・プロモーションチーム統括の今井剛さんに伺いました。

以前はグループ会社の建物を賃貸していた同支店。移転後の新店舗を自社で建てることにしたのは、不動産会社のイメージを一新し、お客様の入店しやすさを追求するためでした。
「ひと昔前の不動産会社の店舗といえば、"なんとなく入りづらい"イメージを持たれがちでした。とにかく店舗に気軽に訪れていただける点を重視し、いいデザインのものを建てたいという思いで、新しい篠崎駅前店が計画されました」
近年の物件探しといえば、飛び込みで店舗に来るというスタイルは減り、SNS やホームページで事前に情報を得るのが主流。それでも最後に実際に店舗に訪れる際に入りやすいか否かは重要です。店舗のデザインが良ければ、賃貸物件探し、注文建築、リフォームなど、同社への相談に期待を寄せてもらえるはず、というねらいでプロジェクトが進められました。
このプロジェクトを先導したのは、代表の大竹智之さんと社員建築士の中嶋隆行さん。店舗設計・施工は、LGS フレームを利用したガラス外壁が大きな特徴のデイトナハウス ×LDK に依頼しました。同社が手がけた下北沢のハンバーガーショップにも下見に出向き、店舗イメージを固めたといいます。
「ひと昔前の不動産会社の店舗といえば、"なんとなく入りづらい"イメージを持たれがちでした。とにかく店舗に気軽に訪れていただける点を重視し、いいデザインのものを建てたいという思いで、新しい篠崎駅前店が計画されました」
近年の物件探しといえば、飛び込みで店舗に来るというスタイルは減り、SNS やホームページで事前に情報を得るのが主流。それでも最後に実際に店舗に訪れる際に入りやすいか否かは重要です。店舗のデザインが良ければ、賃貸物件探し、注文建築、リフォームなど、同社への相談に期待を寄せてもらえるはず、というねらいでプロジェクトが進められました。
このプロジェクトを先導したのは、代表の大竹智之さんと社員建築士の中嶋隆行さん。店舗設計・施工は、LGS フレームを利用したガラス外壁が大きな特徴のデイトナハウス ×LDK に依頼しました。同社が手がけた下北沢のハンバーガーショップにも下見に出向き、店舗イメージを固めたといいます。

KANADEMONO の家具が調和する
黒×ガラス×WOODの店内
「KANADEMONO の家具を採用したのは、代表が自宅のダイニング用に購入した椅子が KANADEMONO の商品だったことがきっかけです。デザインと使用感が気に入り、いつかオフィスで使いたいと思っていたそうです」と今井さん。店舗設計を進めると共に法人サービスを利用し、代表の大竹さんと中嶋さんが中目黒のショールームを訪れて導入家具を決定しました。
シンプルでスタイリッシュな黒を基調にした店舗デザインと、グリーンを多く配置した店内に KANADEMONO の家具が馴染みます。店舗に訪れるのは、夫婦や家族単位が多いため、男女問わず違和感なく馴染む家具が揃う点も KANADEMONO を選んだ理由でした。

Olive の THE TABLE が、
たっぷりの観葉植物と好相性
店舗に入るとすぐ目に入るのが幅 210 × 奥行 90cm の、THE TABLE / リノリウム グリーン系 × Black Steelです。脚は安定感のあるスクエアを選びました。「このテーブルは、主にお客様との商談で利用します。テーブルには資料を広げることが多いので、天板はたっぷりサイズを。また、テーブルに合わせて椅子は6脚配置しています」

リノリウムのカラーバリエーションの中から選んだ Olive は大竹さんのイチ押しです。店舗全体に黒が使われているので、殺風景にならないよう色のあるテーブルにすることを決めていました。赤系や青系など強めの色で浮かないよう、空間に馴染む色を選んでいます。
店舗には、多くの観葉植物が配置されていますが、これは樹木医の資格を持つプロによるコーディネート。スタイリッシュだけど温かみや、親しみやすさ、安らげる空間にするのが狙いです。
「かなり植物が多い印象ですが、これがいいと言ってくださるお客様の声もいただいています。インテリアグリーンは、若い方やご家族連れにもとても人気で、暮らしのイメージが湧くという方もいるようです。こういうテーブルがいいですねなど、KANADEMONO の家具がお客様とのお話が盛り上がるきっかけになることも」と今井さん。
店舗内は、シェルフや照明など、その他の家具も質感の合うものをセレクトしています。
店舗には、多くの観葉植物が配置されていますが、これは樹木医の資格を持つプロによるコーディネート。スタイリッシュだけど温かみや、親しみやすさ、安らげる空間にするのが狙いです。
「かなり植物が多い印象ですが、これがいいと言ってくださるお客様の声もいただいています。インテリアグリーンは、若い方やご家族連れにもとても人気で、暮らしのイメージが湧くという方もいるようです。こういうテーブルがいいですねなど、KANADEMONO の家具がお客様とのお話が盛り上がるきっかけになることも」と今井さん。
店舗内は、シェルフや照明など、その他の家具も質感の合うものをセレクトしています。

スペースをゆるやかに区切る
THE STORAGE SHELF
店舗の奥には、ラグを敷いた上にミッドセンチュリー風のテーブル&ソファを設置。リビングを思わせるコーディネートです。そのコーナーと、手前の商談スペースの間には、幅 180 × 奥行 40cm の THE STORAGE SHELF 4段 / くるみ × Black Steel を設置しました。「単純な間仕切り機能と、飾り棚としての役割があります。ポイントは棚にものを飾り過ぎないことでしょうか。代表自らディスプレイを手がけました」
棚の下段にはお子さんが退屈しないように遊べるおもちゃ箱も用意。若いファミリー層も来店される同支店らしいきめ細かい対応です。シェルフは一応の間仕切りではありながら、完全にスペースを塞いで区切らないよう、開放感のあるレイアウトを心がけています。

来客用チェアは
軽やかなデザインと取り回しの良さが決め手
入口から入って右奥は来客用カウンターとオフィススペースです。幅 160 × 奥行 70cm の THE TABLE / くるみ × Black Steel を横に2台並べ、4席のカウンターとして設置しています。椅子は、Simple - Modern ダイニングチェア 曲線 × プライウッド(ファブリック) 2脚セットを2組並べました。「商談スペースのリノリウムテーブル用の6脚と合わせ、計10脚をお客様用の座席として使用しています。軽くて引き出しやすいことと、座面がファブリックなので座り心地がいい点、見た目が華奢で並べてもぎちぎち感がないのがいいですね」と今井さん。
THE TABLE の脚は、お客様の足元のスペースを有効に使えるシンプルなスクエアバー脚を選びました。

来客用カウンターテーブルの天板には、木目の美しさが際立つ「くるみ」を採用。この樹種を採用した理由について今井さんは、
「いわゆるオフィスの事務机のような無機質さとは異なり、ご自宅のリビングやダイニングテーブルのようなぬくもりがあるものを選んでいます。白木のような明るさではなく、落ちつきのある色や触り心地を優先しました」
「いわゆるオフィスの事務机のような無機質さとは異なり、ご自宅のリビングやダイニングテーブルのようなぬくもりがあるものを選んでいます。白木のような明るさではなく、落ちつきのある色や触り心地を優先しました」

スタッフにとっての快適環境を追求した
オフィスチェア選び
来客用カウンターの奥のスタッフ席用に採用したのは、Modern - Fabric 丸みのあるファブリックデスクチェア Gray です。5つのキャスター付きで安定感抜群。お客様対応の際も、自席のパソコンとカウンターの間で向きをかえやすいなど、機動性の良さは折り紙付きです。「座面が大きくて、座り心地がいいですね。見た目は華奢な印象ですが、実際には背もたれがある点が気に入っています」また別のスタッフからは「実は以前使っていた椅子はあまり体に合わず、腰痛が出てしまっていたんですが、そういえばこの椅子になってから痛みがなくなりました」と大好評。
「代表が中目黒のショールームを訪ねた際、候補の椅子を端から試し座りした上で、座り心地の良さを重視してこのチェアに決定したと聞いています」 と今井さん。
またデスク下には、Simple - Office キャビネットワゴン Black を設置。キャビネットには、普段使いの文房具などを各々収納しています。

カフェのようなラウンドテーブルを配した
レストスペース
店舗と同じ建物内、2階スペースは、株式会社三信不動産販売の関連企業のオフィススペースです。窓際には、直径 70cm のリノリウム(Olive)ラウンドテーブルと THE LEGS / 4 pin トライアングル × Black Steel / 4本セットを組み合わせたカフェテーブルを配置。チェアは人気の Wooden Curve 曲げ木プライウッドチェア Natural を4脚セットしています。
ここはスタッフが食事をしたり、ちょっとした休憩を取るための憩いのスペース。ヘリンボーン床との相性もぴったりです。

オフィスの個人デスクは、THE TABLE / リノリウム ベージュ・グレー系 × Black Steel の 幅 120 × 奥行 120cm を3台導入しました。天板の色はどんな空間にも馴染みやすい、落ち着きがある Pebble を採用し、中央に配線孔(四角)をつけています。
デスクと組み合わせたのは、Low Style All Black 座面を低くできるデスクチェアと、Simple - Office キャビネットワゴン(Black)。背もたれのデザインが、洗練されたオフィス空間に馴染むデスクチェアは、座面を低め設計の 38〜46.5cm まで調節できるので、スタッフがストレスなく使用できる点からセレクトしています。
デスクと組み合わせたのは、Low Style All Black 座面を低くできるデスクチェアと、Simple - Office キャビネットワゴン(Black)。背もたれのデザインが、洗練されたオフィス空間に馴染むデスクチェアは、座面を低め設計の 38〜46.5cm まで調節できるので、スタッフがストレスなく使用できる点からセレクトしています。

人が集い、
人材が定着する気持ちのいいオフィス
デザインにこだわり、訪れるお客様はもちろん、スタッフが心地いい空間になることをめざした篠崎駅前店。今井さんは、自社が大切にしている点を次のように語ります。「書類が雑多に積み上げられて圧迫感を感じる店内というイメージだったひと昔前とは違い、近年は書類も電子化され、物量でスペースを取ることもなくなりました。働く場所は、社員採用にも大きく影響します。不動産屋から不動産会社へ。気持ちのいい空間を作ることで、当社にはいい人材が集まってきていると自負しています」

23区の中でも戸建て住宅が持てるエリアとして人気の江戸川区。都心にアクセスしやすく地の利がいいことに加え、自然を生かしたまちづくりも進めている点がその理由です。ガラス張りで中の様子がうかがえる、入りやすい店舗にしたい。その思いでデザイン性にこだわり手がけた篠崎駅前店について、
「借りたい、貸したい、建てたい、買いたい、売りたい、直したい。大小さまざまの用件があるのが不動産です。ちょっと聞いてみようかなと気軽に入れるような店舗として、この地域の皆さんに定着することを願っています」と今井さん。
月日が経過し、季節が移り変われば、店内の樹木や植物も変化を見せることでしょう。江戸川区に根ざした同社による訪れたくなる店舗づくりはスタートしたばかり。地域に愛される不動産会社としてのチャレンジは、これからもつづきます。
「借りたい、貸したい、建てたい、買いたい、売りたい、直したい。大小さまざまの用件があるのが不動産です。ちょっと聞いてみようかなと気軽に入れるような店舗として、この地域の皆さんに定着することを願っています」と今井さん。
月日が経過し、季節が移り変われば、店内の樹木や植物も変化を見せることでしょう。江戸川区に根ざした同社による訪れたくなる店舗づくりはスタートしたばかり。地域に愛される不動産会社としてのチャレンジは、これからもつづきます。
株式会社三信不動産販売
東京都江戸川区で地域密着型の不動産会社として1972年に設立。以来、土地や建物の売買仲介や賃貸物件の仲介をはじめとして、注文建築、損害保険代理店、リフォーム、建物解体・空き家管理等、幅広く手がける。江戸川区の物件は年間取引の9割以上に及び、本社と6つの支店で営業を展開している。
https://www.34fh-res.co.jp/
東京都江戸川区で地域密着型の不動産会社として1972年に設立。以来、土地や建物の売買仲介や賃貸物件の仲介をはじめとして、注文建築、損害保険代理店、リフォーム、建物解体・空き家管理等、幅広く手がける。江戸川区の物件は年間取引の9割以上に及び、本社と6つの支店で営業を展開している。
https://www.34fh-res.co.jp/
他にも紹介したい、ポイントいろいろ

代表自らディスプレイを手がけた、おしゃれな雑貨を飾った THE STORAGE SHELF。棚のアイアンと、植物の植木鉢は黒で揃えている。

オフィスエリアの個人デスクには配線孔をつけ、使い勝手良く設えました。シンプルで目立ちにくい四角キャップをセレクト。
株式会社三信不動産販売
レイアウト
