
アルミのブラインドは、機能的でありながらシンプルなデザインで、窓周りをスッキリ見せられます。スラット(ブラインドについている横長の羽)の角度を調節することで、視線を遮りながら光の入り方をコントロールすることが可能。また、さまざまな色のバリエーションで、どんな空間にもフィットするカスタマイズ性が魅力です。
KANADEMONO では、穴開け不要のブラインドや、1cm 単位でサイズオーダーができるなど、充実したラインナップを揃えています。こちらでは、アルミブラインドの特徴や選び方のポイント、購入方法について詳しく解説します。
取り付けが可能か確認してみましょう

アルミブラインドと言っても、どうやって選んだらいいのかわからない方も多いのではないでしょうか。
賃貸でも取り付けられる?どんな窓なら取り付け可能?
そういった疑問がある方は、次の点を確認してみてください。KANADEMONO のアルミブラインドは、取り付け場所の穴開けができるか・できないかといった観点から、いずれかに当てはまっていれば取り付けが可能です。
<a.壁や窓枠に直接取り付け>
穴を開ける場所に下地があるかどうか確認してください。
- 器具を使わず、下地を確認する方法
穴を開ける場所を叩いていき、密になっている音がしたら下地がある場所です。 - 器具を使い、下地を確認する方法
ホームセンターなどで下地確認用の器具が販売されております。確実に下地があるかどうか確認できますのでぜひ購入をご検討ください。
■壁や窓枠に穴を開けて取りつけることが難しい場合■
<b.カーテンレールに取り付け>
<c.つっぱりタイプ>
壁や窓枠に穴を開けての取り付けが可能な場合
<a.壁や窓枠に直接取り付け>

- 壁や窓枠に穴開けが必要です。
※下地が入っていることを必ずご確認ください
壁や窓枠に穴を開けての取り付けができない場合
<b.カーテンレールに取り付け>

- カーテンレールを使用して取り付けるので、壁や窓枠に穴を開けずに設置が可能です。
- キャップを外してランナーを取ったところにブラケットを取り付けて設置するため、事前にキャップおよびランナーが取り外せるか、ご確認ください。
- カーテンレール取り付けをご希望の場合は、カーテンレール取付用ビス「要」を選択し、ご購入ください。
- 取り付け可能なカーテンレールはC型・角型のみです。

<c.つっぱりタイプ>

- ネジや工具を使わないので、取り付けが簡単にでき、賃貸にもおすすめです。
- 両サイドにつっぱる力を利用して固定します。
- 窓以外にも、廊下や階段など、お部屋の中自由に取り付け可能です。
設置時の注意点
※凹凸のある壁や、布壁、土壁、砂壁やベニヤなどザラザラした面、またはフッ素コーティングが施された取り付け面には製品は取り付けられません。また、中空樹脂枠を使用した窓枠への取り付けはおやめください。テンションが強く掛かるため、取り付け面の樹脂枠などが破損する場合があります。
取り付け方法の選び方

アルミブラインドの取り付け方法は大きく分けて2種類。窓枠内におさめる方法と、窓枠を覆う方法があります。
窓枠内におさめる

窓枠内に取り付ける方法です。窓枠の中にブラインドをおさめたい場合はこちらをお選びください。カーテンレールへ取り付けるタイプやつっぱりタイプもあり、壁に穴を開けられない賃貸の方にもおすすめです。
- 窓枠の内側に取り付けると、スッキリ見せられます。
- 窓周辺に家具などを置く場合、干渉を避けることができます。
- 窓枠内に取り付ける場合、窓枠とスラット(羽)との間に隙間ができ、光漏れが発生する可能性がございます。
- a.壁や窓枠に直接取り付け
- → 標準仕様のページから購入
- b.カーテンレールに取り付け
- →標準仕様のページで、カーテンレール取付用ビス「要」を選択し、購入
- c.つっぱりタイプ
- →つっぱり仕様のページから購入
窓枠を覆う

壁や窓枠に対して、正面から取り付ける方法です。壁に直接取り付けるタイプとカーテンレールへ取り付けるタイプがございます。
- 窓全体を覆うように設置するので、光漏れを少なくすることができます。
- 窓枠を覆うように設置するので、窓を大きく見せることができます。
- 窓周辺にエアコンや家具がある場合、接触してしまう可能性がございます。
- a.壁や窓枠に直接取り付け
- → 標準仕様のページから購入
- b.カーテンレールに取り付け
- →標準仕様のページで、カーテンレール取付用ビス「要」を選択し、購入
取り付け方法一覧
取り付けタイプ | 窓枠内におさめる | 窓枠を覆う | 穴開け |
---|---|---|---|
a.壁や窓枠に直接取り付け | ◯ | ◯ | 必要 |
b.カーテンレールに取り付け | カーテンレールのタイプによる(※) | カーテンレールのタイプによる(※) | 不要 |
c.つっぱりタイプ | ◯ | × | 不要 |

※取り付け方法はカーテンレールの取り付け方法によって異なります。
左)カーテンレールが窓枠の中についている場合は、窓枠内におさめる取り付け方法が可能。
右)カーテンレールが窓枠の外についている場合は、窓枠を覆う取り付け方法が可能。
取り付け方法別 サイズの測り方
次に、オーダー時に必要な、サイズの測り方をご紹介します。アルミブラインドを注文する際は、以下の2つのサイズを決める必要があります。

- ①ブラインドの注文サイズ(幅/高さ)
- ②チルトポールのサイズ
取り付け方法別サイズの測り方
①ブラインドの注文サイズ(幅/高さ)
窓枠内におさまるように取り付ける

⚫️幅
<窓枠の内寸>上部・下部・中央部の3箇所を測定
⚫️高さ
<窓枠の内寸(窓枠内 上~下まで)>左部・右部・中央部の3箇所を測定
※「製品の高さ」は、取り付けブラケットの上端〜ボトムレールの下端となります。
幅・高さともに、最も小さい寸法から 1cm 以上引いた寸法を製品サイズ(注文サイズ)としてご指定ください。
⚫️奥行
<窓枠の内寸>5cm 以上
アルミブラインドはスラットを回転させて光の入り具合を調整するため、窓枠の奥行は 5cm 以上必要となります。
窓枠を覆うように取り付ける

⚫️幅
<窓枠の外寸>上部・下部・中央部の3箇所を測定
窓枠より大きくすると、左右からの光漏れや視線を遮ることができます。
⚫️高さ
<窓枠の外寸(窓枠外 上~下まで)>左部・右部・中央部の3箇所を測定
幅・高さともに、最も大きい寸法以上を注文サイズとしてご指定ください。
※製品が床まで来る場合は、床に当たらないよう、床面までの寸法から 1〜2cm 引いてください。
※「製品の高さ」は、取り付けブラケットの上端〜ボトムレールの下端となります。
※取り付けブラケットのビスを打つ位置から、1.6cm 上がったところが製品の上端となります。
カーテンレールに取り付け

カーテンレールへの取り付けは、付属の取り付け金具を使用します。
⚫️幅
カーテンレールが窓枠の中についている場合:<窓枠内側~内側>−1cm
取り付けの際には、レールのキャップをはずす必要があります。
カーテンレールが窓枠の外についている場合:<窓枠の外側〜外側>以上
レールのキャップを外せば、レールの長さ+10~15cm 程度までのサイズの設置が可能です。
⚫️高さ
<レールの下部〜窓枠下まで>−1〜2cm
※製品が床まで来る場合は、床に当たらないよう、床面までの寸法から 1〜2cm 引いてください。
⚫️奥行※窓枠内天付けのレールに取り付けの場合のみ
<窓枠の内寸>5cm 以上
アルミブラインドはスラットを回転させて光の入り具合を調整するため、窓枠の奥行は 5cm 以上必要となります。
カーテンボックス

窓枠を大きく覆うように窓枠の外側上にアルミブラインドを取り付ける方法ですので、光漏れを防いだり、窓の存在感を消すことができる取り付け方法です。
カーテンレールへの取り付けは、付属の取り付け金具を使用します。
⚫️幅
<窓枠の外側〜外側>以上
⚫️高さ
掃き出し窓の場合:<レール本体下〜床>−1〜2cm
腰窓の場合:<レール本体下〜窓枠下>+10cm〜20cm
②チルトポールの長さの選び方

チルトポールとは、スラットの角度を調整するための棒です。ブラインドの取り付けの高さが高い位置の場合、チルトポールの長さが短いと手が届かなくなり操作性が下がります。
KANADEMONO ではこのポールの長さを、「50cm、100cm、150cm」の3つから選ぶことができますので、取り付ける高さを考えてセレクトしましょう。

推奨サイズ:
- ブラインド取り付けの高さが 2m 以下の場合:50cm(その場合、床からチルトポールまでは 150cm 以下)
- ブラインド取り付けの高さが 2m 以上の場合:100cm / 150cm
設置方法

購入前に「本当に設置できるか不安」というお客様も多いかと思いますが、案外簡単なもの。ぜひ購入前の参考にしてみてください。
- ブラケット取り付け
- 窓枠内におさまるように取り付ける場合(窓枠への穴開けあり)
- 窓枠を覆うように取り付ける場合(壁への穴開けあり)
- カーテンレール取り付けの場合
- ヘッドボックスの取り付け
- つっぱりタイプの場合
1.ブラケットの取り付け
窓枠内におさまるように取り付ける場合

付属の天付けブラケットを、窓枠天面にネジで取り付けます。
窓枠を覆うように取り付ける場合

付属の正面付けブラケットを、壁面や窓枠正面にネジで取り付けます。
カーテンレール取り付けの場合

①カーテンレールのキャップを取り外し後、ランナーをすべて取り出します。

②付属のレールビスを用いてブラケットを取り付けます。
※注文時、標準仕様のページで、カーテンレール取付用ビス「要」を選択してください
2. ヘッドボックスの取り付け

ヘッドボックス手前のツメをブラケットの手前のツメに引っ掛け、ヘッドボックスの奥側を押上げはめ込みます。カチッと音がするまではめ込みましょう。
つっぱりタイプの場合

①プレート受けを貼り付け、本体左右のブラケットをプレート受けに合わせ設置します。

②ちょうどいい幅になるよう、長さを調節します。

③長さを決めたら、レバーを閉めます。

④カバーをスライドさせ、完了です。