導入事例

KANADEMONO 導入事例 #24
HOTEL & 湖邸 艸花 -そうか-


HOTEL 艸花

湖畔を望むスモールホテルに誕生した
一棟貸切の3つの「湖邸」

京都駅から車で約2時間、京丹後市の湖畔に建つ「水辺のホテル 小さな白い花」は、"水辺のガーデンオーベルジュで心豊かな時間を過ごす"をコンセプトに、多くの方々に愛されてきました。

そんな宿が、昨年「HOTEL&湖邸 艸花 ‐そうか‐」と名前を変えてリニューアルオープン。本館は、湖が目の前に広がるテラスや季節の移ろいを感じるガーデン、夜は炎がゆらめくファイヤーラウンジを有し、お客様ご自身が自由にくつろげる空間となっています。

また、雨の日は読書や絵葉書を書くことのできるコミュニティラウンジ[一葉]、湯上がりにワインなどが楽しめる[ラウンジ SOU]など、時間を気にせず、ホテルを訪れた人々がそれぞれのスタイルでゆったりと過ごせる場所が用意されています。

HOTEL 艸花の外観
本館の隣には、静かで眺めの美しい湖畔のロケーションを活かした一棟貸切型の3棟が新たに誕生。その空間を彩る家具として KANADEMONO のプロダクトが採用されました。

今回、全体のブランディングから、リノベーションと新棟の什器や家具、備品などのコーディネートを担当された、京都のライフスタイルショップ"好時家白月"の内藤恭子さんにお話を伺いました。


HOTEL 艸花

居心地の良さを演出する
3棟それぞれ異なるインテリア

KANADEMONO のプロダクトが導入された湖邸は、 [ 晴ル ]、[ 菜ツ ]、[ 風ユ ] の3棟。 家具、アート、照明からマグカップにいたるまで、棟ごとにインテリアイメージを変え、それぞれの個性を演出しています。

心地よいと感じさせるさりげない配慮が随所に散りばめられた空間は、まるで自宅にいるように寛げる、柔らかな空気を纏っています。

[ 晴ル ]:布やガラスをテーマにしたインテリア。
[ 菜ツ ]:北欧×日本をミックスしたジャパンディ風。紙と真鍮がテーマ。
[ 風ユ ]:石や木をテーマにしたダークブラウンの落ち着いたインテリア。

HOTEL 艸花

ゲストの使い勝手を考えた
大型の円形テーブル

湖邸は基本的にホテルスタッフがサービングしないため、客室に運ばれた料理をゲストご自身でテーブルに並べるスタイル。そのため、椅子を頻繁に動かす可能性を考慮し、テーブルを選ぶ必要がありました。

「理想は脚が中央からでていて好きな場所に座れる円形、かつゆったりと食事が楽しめる直径 100cm のテーブル。しかし、なかなかイメージと予算が合わず苦戦している時に出逢ったのが、KANADEMONO でした」

天板サイズも脚も選べて、なおかつ予算にも当てはまる。こちらのテーブルはすべて要望を満たしていたと内藤さんは語ります。

直径 100cm は、KANADEMONO のカフェテーブルの中で最も大きなサイズ。ゆったりとお食事をとれるとお客様からも好評だそう。

HOTEL 艸花

和洋どちらにも馴染む
アッシュカラー

空間にインパクトを与える天板のカラーのセレクトはとても重要。実物を確認したいと、内藤さんは京都からはるばる代々木八幡のショールーム KANADEMONO BASE まで足を運ばれました。

「ショールームで見せてもらって気に入ったのが、アッシュカラーの天板。リノリウムも面白いと思いましたが、今回はホテルのインテリアに馴染みやすいものを選びました。アッシュカラーと黒い金属脚がぴったりとマッチして、あつらえたようにコーディネートできたのが[ 菜ツ ]のダイニングです」

テーブルの上には、約 200 年続く「京提灯」の老舗・小島商店さんにお願いしたという、特注の素敵な照明が。アッシュカラーは、洋室はもちろん、和の空間で使用してもぴったりと合うのが嬉しいですね。

HOTEL 艸花

安心してお客様に提供できる
クオリティー

ホテルは不特定多数の方々が訪れる場所。デザインもよく、しっかりとした作りのものを探していたという内藤さん。

「ホテルではやはり安全性が採用の大きな基準の一つになります。脚の形状や、ある程度大きなテーブルはぐらつきが出やすくなることもありますが、KANADEMONO のテーブルは丈夫な作りなので、安心してお客様に提供できます。個人的にはカフェやレストランにもおすすめできると感じました」

HOTEL 艸花

空間を彩る
豊富な小物インテリアの選択肢

カフェテーブルのほかにも、[ 風ユ ]と[ 菜ツ ]のベッドルームには、サイドテーブルを導入。作り付けの家具ではなく、小物類で邸宅のような雰囲気を演出するというコーディネートイメージがあり、こちらも客室ごとにベットサイドのテーブルを変えているとのこと。

「設計担当のリクエストも考慮して物を選ぶにあたって、KANADEMONO にはちょうどいいサイズとデザインのものが豊富で選びやすかったです。サイドテーブルを変えるだけで、ベッドルームの雰囲気も随分変化を出すことができました」

HOTEL 艸花

訪れる方々すべてに
安らぎと寛ぎの時間を

湖を眺め、静かに心落ち着く時間を過ごすことで、『自分らしさ』を取り戻していただけたら…そんな願いを胸に、お客様をお迎えしている HOTEL&湖邸 艸花 ‐そうか‐。

内藤さんは、一つ一つ時間をかけてお客様の目に触れるものをセレクトし、居心地のよい空間作りに力を注いだとお話ししてくれました。

ここが旅の目的地になる、そんな場所。ぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか。

HOTEL&湖邸 艸花 ‐そうか‐ は、湖と芝生のガーデンに囲まれた全16室のスモールホテルと、3棟の一棟貸切型のバケーションレンタルハウス・湖邸を有し、旅のスタイルにより客室を選ぶことができるホテル。湖に面したロケーションを生かした眺めと景色が楽しめるファイヤーピットや、身体をほぐす温泉なども魅力で、薪窯で焼くグリル料理や、自家製ピッツァなど京丹後の滋味を堪能できる料理も楽しめる。

京都府京丹後市網野町小浜915-15
https://soka-kyoto.jp

ブランディング・プロデュース 内藤恭子
https://www.instagram.com/shirotsuki_kyoto

設計・デザイン 石井建築事務所 熱海
https://www.ishii-aa.com

他にも紹介したい、ポイントいろいろ

HOTEL 艸花

ホテルには作家の作品も多数導入。フロント壁面には彫刻家が制作した小鳥のオブジェが飾られ、お客様をお迎えしています。

HOTEL 艸花

京丹後は冬のカニをはじめとする海鮮のほか、野菜も美味しい食の豊かな土地。薪窯で焼くピッツァはもちろん、グリルメニューなどもおすすめ。


HOTEL 艸花

湖を絶好のポジションで望めるファイヤーピット。夜にはファイヤーラウンジとして炎を楽しみながら、ワインなども楽しめます。

HOTEL 艸花

ホテル全体が優しくリラックスできる雰囲気が演出できるように、スタッフの制服や湖邸の部屋着、アロマミストまでオリジナルで制作しています。





 HOTEL & 湖邸 艸花 -そうか- レイアウト

KANADEMONO コーディネート家具を採用の HOTEL 艸花 レイアウト図
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