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カーテンサイズの測り方と購入方法
   

Kanademonoカーテンサイズの計り方(CUR-137-GY)
お部屋の装飾としてはもちろん、外からの視線を遮ったり、日差しや熱・冷気を遮断するなど、カーテンはとても大切なインテリアアイテムです。

その装飾性、機能性を十分に活かすためには、窓や空間に合ったちょうどいいサイズのカーテンを選ぶことがポイント。KANADEMONO では、自宅やオフィスの窓にちょうどいい大きさのカーテンが選べるよう、1cm単位で丈と幅のサイズオーダーが可能なカーテンをご用意しています。

また、ひとつの家の中でも窓の種類はさまざま。それぞれの窓のサイズや鍵の位置、開け閉めの頻度に合わせた、ちょうどいいカーテンの開き方があるんです。

こちらでは、オーダーする際に必要となる、カーテンサイズの測り方や開き方、サイズ・フック選びのポイントをご紹介。お部屋を心地よい空間にするためにも、ぜひ参考にしてみてください。


① カーテンレールの横幅を測る

Kanademonoのカーテン

まずは、カーテンに必要な幅を計測します。この際の計測箇所は、窓枠のサイズや既存のカーテンのサイズではなく、カーテンレールの両端のリングからリングまでの幅

レールにはさまざまな種類や形状がありますが、基本的には同じ測り方でOKです。

カーテンレール横幅の計り方イラスト


次に、計測した長さに一定の割合を上乗せしたサイズを算出します。

こちらの方法で算出したサイズが、余裕を持って開閉できる理想のカーテン幅となりますので、以下を参考に、必ず上乗せしたサイズを算出しましょう。


●1.5倍ヒダのカーテンは、「計測した長さに 3〜5% 程上乗せしたサイズ」が余裕をもって開閉できる、理想のカーテンの幅となります。
例)180cm × 1.05 = 189cm

※1.5倍ヒダのカーテンとは、カーテン上部のフック部分の生地をつまんでドレープが出るよう、1.5倍の生地を使用しているカーテンのこと。

●フラット縫製のカーテンは、「計測した長さに 20% 上乗せしたサイズ」が、余裕をもって開閉できる、理想のカーテン幅となります。
例)180cm × 1.2 = 216cm

※フラット縫製カーテンとは、カーテン上部にヒダを取らずに、すっきりと仕上げているカーテンのこと。カーテンを閉めた時にドレープがなく、フラット(平らな)状態になります。

② 窓に合わせたカーテンの丈を測る

Kanademonoのカーテン3

カーテンの幅を算出したら、次は丈の長さを測ります。カーテンの丈を決める際の計測箇所は、窓のタイプによって異なります。こちらでは、掃き出し窓・腰窓・出窓で使う、カーテンの丈の測り方ちょうどいい長さをご紹介します。

計測して出した長さは「仕上がり丈」といい、ご注文時に入力するサイズとなります。この長さは、納品時の丈の長さ「総丈」とは異なりますのでご注意ください。詳しくはこちら

厚地カーテンとレースカーテンを共に使う場合は、レースカーテンが部屋側から見えないよう、厚地カーテン丈より -1cm とするのがおすすめ。それぞれの窓の使い方や場所などを考慮して、カーテン丈のちょうどいい長さを考えてみましょう。

※カーテンに付属するフックには、アジャスター機能がありますので、上下に多少の調整が可能です。


掃き出し窓の場合


カーテン丈の計り方イラスト(掃き出し窓)

天井から床までの大きな窓である掃き出し窓。カーテン丈の長さを算出するための計測箇所は、リング下部から床です。

ベランダやバルコニーにつながっていたりと、出入りが多いことが予想されるため床に引きずらないようカーテン丈の長さは、リング下部から床 -1cm がいいでしょう。



腰窓の場合


カーテン丈の計り方イラスト(腰窓)

お部屋の採光用に付けられることが多い腰高窓。カーテン丈の長さを算出するための計測箇所は、リング下部から窓枠下までです。

遮光・断熱効果を考えるとカーテン丈の長さはリング下部から窓枠下まで +15〜20cm とするのがおすすめ。ただしその下にテーブルや棚を置く場合は、カーテンが触れないよう少し短めにしましょう。



出窓の場合


カーテン丈の計り方イラスト(出窓)

⚫️レールが天井付けの場合(画像左)
カーテン丈の長さを算出するための計測箇所は、リング下部から出窓天板上まで

出窓にグリーンを置く時などはカーテンの開閉が多いかもしれません。カーテンの開閉時に引きずらないようカーテン丈の長さは、リング下部から出窓天板上まで -1cm がいいでしょう。


⚫️レール正面付けの場合(画像右)

カーテン丈の長さを算出するための計測箇所は、リング下部から窓枠下まで

遮光・断熱効果を考えるとカーテン丈の長さは、リング下部から窓枠下まで +15〜20cm とするのがおすすめ。ただしその下にテーブルや棚を置く場合は、カーテンが触れないよう少し短めにしましょう。

③ カーテンの開き方を決める

Kanademonoのカーテン2

次に、カーテンの開き方を決めましょう。

カーテンというと、2枚のカーテンを中央で開ける両開きのものをイメージする方が多いかもしれませんが、1枚のカーテンを左右どちらかに寄せて開ける、片開きカーテンが使いやすい場合も。

ベランダなど開閉が多い窓は両開きのレイアウト、採光のための小さい窓や開閉できないフィックス窓は片開きのレイアウトなど、使用方法や見た目の雰囲気もふまえて、それぞれの窓に合わせたカーテンの開き方を考えてみましょう。


両開きカーテン


両開きカーテンイラスト

1つの窓に2枚のカーテンを使う両開きスタイルです。カーテンを開ける際は中央から開け、左右に寄せます。鍵が中央にある窓の場合、開閉や出入りが頻繁にある場合には、こういった両開きカーテンが便利です。

大きい幅の窓でも KANADEMONO のカーテンなら、もっとも幅の広いもので 400cm までオーダーが可能。オフィスや学校のような連続窓のある空間にも、ぴったりのカーテンをかけられそうですね。

両開きカーテンオーダー例 1
採寸横幅:180cm、丈:120cm の場合

⚫︎計算方法
・カーテン幅(1.5倍ひだ) 180cm × 1.05 = 189cm
・カーテン丈(腰高窓)  120cm + 20cm = 140cm
→ 幅 189cm、丈 140cm を 開き方 [両開き] でご注文

両開きカーテンオーダー例 2(最大幅を超えるサイズ)
採寸横幅:420cm、丈:120cm の場合
※商品の最大幅を超えるサイズを両開きでご希望の場合、算出した幅の半分のサイズを片開き1枚ずつ(左寄せ1枚・右寄せ1枚)でご注文ください。

⚫︎計算方法
・カーテン幅(1.5倍ひだ) 420cm × 1.05 ÷ 2 = 220.5cm
・カーテン丈(腰高窓)  120cm + 20cm = 140cm
→ 幅 221cm、丈 140cm を 開き方 [右寄せ] 1枚と、[左寄せ]1枚 でご注文

※両開きで奇数センチの幅を選択した場合、1枚あたりの幅は小数点以下を繰り上げた幅になります。
例: 幅 189cm / 両開き で購入 → 幅 95cm を 2枚 お届け
(1枚あたり幅 94.5cm にすることはできません)



片開きカーテン


片開きカーテンイラスト

ワンアクションでカーテン全てを開くことができる片開きスタイル。採光用の窓や上げ下げ窓など、幅が狭く出入りのない窓であれば、空間をすっきり見せるためにもカーテン1枚を片開きで使用するのがいいでしょう。

カーテンを閉じた時や寄せた時の見た目もスタイリッシュ。カーテンを閉めた際に中央に隙間が無いため、遮熱効果やプライバシー保護の観点から、リビングや寝室などにぴったりです。

KANADEMONO のカーテンは、最も幅の狭いもので 60cm からオーダーが可能。小さい窓にもちょうどいい大きさのカーテンを取り付けられるので、お部屋がスマートに整います。

片開きカーテンオーダー例
採寸横幅:180cm、丈:120cm の場合

⚫︎計算方法
・カーテン幅(1.5倍ひだ) 180cm × 1.05 = 189cm
・カーテン丈(腰高窓)  120cm + 20cm = 140cm
→ 幅 189cm、丈 140cm を 開き方 [右寄せ] もしくは [左寄せ] でご注文

※使用するカーテンレールが片開きに対応しているかご確認ください。レールの種類によっては、レールを固定する部品(ブラケット)が中央についており、カーテンの開閉が妨げられ、端まで寄せることができない場合があります。

※お部屋の中から見て、右側にカーテンを寄せる場合は「右寄せ」、左側に寄せる場合は「左寄せ」をお選びください。

※左右どちらに寄せるかによってタグと継ぎ目の位置が変わります。
右寄せ:右端の裏にタグ。継ぎ目が入る場合は右側に入ります。
左寄せ:左端の裏にタグ。継ぎ目が入る場合は左側に入ります。

④ フックの種類を決める

Kanademonoのカーテン2

最後に、フックの種類を決めましょう。KANADEMONO のカーテンのフックは、AフックとBフックの2タイプから選ぶことができます。

取り付けるレールやカーテンの種類、選んだフックによっては使用できない場合があります。ご注文前に確認し、窓の環境やレールの種類に合ったフックを選びましょう。


AフックとBフックの違い


Aフック・Bフックの画像

●Aフック
レールを見せるタイプのAフックは、どんなカーテンレールにも使用することができるフックです。一般的によく使われているフックタイプで、カーテンを寄せた時にひだが自然にまとまります。

●Bフック
レールが隠れるBフックは、レールを見せたくない場合や、上部から漏れる光が気になる場合におすすめです。取り付けるカーテンレールによっては使用できない場合があるのでご注意ください。また、フラットカーテンではBフックは選択することができませんのでご了承ください。

※Aフック・Bフックはどちらも同じアジャスターフックですが、納品時にアジャスターの高さが異なります。



仕上がり丈と総丈について


仕上がり丈と総丈の画像

●仕上がり丈:ご注文時に入力していただく長さ
●総丈:実際に納品されるカーテンの長さ

フックのアジャスターの位置によって、レールを隠す立ち上がりの長さが異なります。同じ仕上がり丈で注文しても、Bフックを選んだ場合の総丈は、Aフックを選んだ場合の総丈よりも数センチ長くなります。


レールに合わせたおすすめのフックの種類

正面付けの画像

●正面付の場合
壁から垂直にレールが出ている正面付けは、Aフック、Bフックどちらもお好みで選べます。二重レールの場合、レールを隠したい・遮光をしたいという場合は窓側のレースはAフック、部屋側のカーテンはレールが隠れるようにBフックをセレクトするのがおすすめです。


天井付け・カーテンボックスの場合画像

●天井付け・カーテンボックスの場合
天井付けや、カーテンボックスのレールの場合は、Bフックだと天面に干渉してしまいます。Aフックを選ぶといいでしょう。


装飾レールの場合の画像

●装飾レールの場合
デザイン性の高い装飾レールをご使用の場合は、あえてレールが見えるよう、Aフックでかけることをおすすめします。室内からレールが見えることで、インテリアの一部として楽しむことができますよ。

Kanademono のカーテンはこちら
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