カフェで会話を楽しみ、
くつろぐように働く空間
新宿御苑から直結のビルに新しいオフィスを移したソフトコミュニケーションズ。ウェブ制作を中心にマーケティングや運用までトータルにクライアントのビジネスを支援する事業を展開しています。 クライアントは外食、小売、医療、教育など数千を超えますが、それぞれの案件に対して適切な解答を出すためには、営業やクリエイティブ、デザイナーなどのチームが一体となることが求められています。
そんなソフトコミュニケーションズのオフィスを取材してみると、そこにはまるでカフェのような空間が広がっていました。オフィスの内装のプランニングからオフィス家具の手配まで担当したのは、営業コンサルティング部の澁谷さん。
もともとは家具関連の仕事もしていたということもあり、オフィス移転に伴うオフィスのデザインを任された時から「カフェのようなオフィス」にしたいという想いがあったそう。
移転が決まったのは新型コロナウイルスによってテレワークが推奨されるようになった頃。新しいワーキングスタイルに合わせるなら、思い切ってオフィスを一新しようという判断があったとのこと。
コロナ渦の時代だからこそ、オフィスでのコミュニケーションの大切さを実感していたそうです。
コロナ渦の時代だからこそ、オフィスでのコミュニケーションの大切さを実感していたそうです。
今だからこそ、コミュニケーションの大切さを実感
「クリエイティブの仕事って、雑談のようなコミュニケーションの中から新しいアイデアが生まれるものなんです。これはWeb会議などのオンラインでは難しい。テレワークの時代だからこそ、オフィスでのコミュニケーションをより深くしたいと考えました」Googleの日本オフィスも見学し、異なる部署のメンバーがつながるにはオフィスのデザインが大切だと感じていた澁谷さん。引越し先は居抜きの状態で渡されるので、間取りなどの制約がある中、いろいろと空間のレイアウトを考え、そんな中、KANADEMONO の家具に出会ったとのこと。
「はじめは、造作しようと考えていましたが、コストが見合いませんでした。サイズオーダー可能な家具を探しているときに、KANADEMONO を見つけたんです。細かくサイズが指定できるのに、価格がリーズナブル。そしてデザインもおしゃれなので、ここしかないかなと(笑)」
窓辺から入る自然光を生かしたかった
オフィスはダークな床と黒い壁の落ち着いた打ち合わせゾーンと、明るい雰囲気の居室ゾーンの2つに分かれています。打ち合わせゾーンで澁谷さんが最初にイメージしたのは、ブラックが基調の空間に窓からの自然光が入る、カフェの窓辺の雰囲気にしたいということでした。
この窓辺には奥行66センチのスタンディングディスクを3つ並べて設置。外を眺めながら仕事ができる開放感のあるコーナーに仕上げました。66センチという奥行はカウンターとしてはゆったりとしていて、ノートPCや書類を広げて仕事するには十分。グリーンを置くスペースもあります。
「それぞれのデスクには配線孔のオプションを付けていますが、ここに入れるタップ選びには時間をかけました。カフェ風とは言いながらも使い勝手の良さも目指したい。ノートPCや充電ケーブルってごちゃごちゃしがちなのですが、KANADEMONO のおしゃれでシンプルな雰囲気を壊したくなかったので」
チェアのフレーム色をそろえたのがデザインのポイント
その後ろには、奥行80センチのちょっと広めのスタンディングテーブルが並ぶエリアと奥行100センチのラバーウッドのデスクで構成される2つのスペースがあります。スタンディングテーブルは営業の方がオフィスでちょっと仕事をしてから出かけるような使い方。一方デスクがあるエリアは、落ち着いて仕事をするスペース。こちらのテーブルに合わせているチェアは肘掛けが付いた、KANADEMONO のデスクチェアで、アイボリーの張り地が明るい印象を与えています。背後から見ると、テーブルのブラックアイアン脚とチェアのフレームのデザインがマッチングしているのもポイント。
明るい素材を選んで開放感を演出した執務エリア
ダークで落ち着いたカフェのようなゾーンから一転、ウッディで明るい印象の執務ゾーン。こちらでは、デザイナーやエンジニアが落ち着いて仕事ができるように大きめのデスクを並べています。アイランドになっているエリアには、幅 200cm のラバーウッドナチュラルをセレクト。一席ずつ開けて対面にならないようにしているのもコロナ時代の配慮だと言えますね。
コミュニケーションが生まれる機会に
今回のオフィス移転で起きたことは澁谷さんが意図した通りだったようです。KANADEMONO の家具は組み立て式ですが、社員みんなで組み立てを行ったことで一体感が高まりました。そうしてカフェのようなオフィスに引っ越したことで、部署を超えたコミュニケーションが生まれる機会が増えたそうです。「カフェのような空間にしたからか、オフィスで働いているのですが、働いていないような気持ちになれるという社員の声を聞いています。営業やクリエイティブなどでコミュニケーションが深まることで成果を上げることが期待できそうです」
KANADEMONO のシンプルでモダンなデザインの家具だから可能になったカフェのようなオフィス。それがもたらしたものは期待以上だったようです。
それぞれの机には配線孔が開けられており、電源ケーブルの取り回しがしやすい。タップ選びはこだわったそう。
KANADEMONO のデスクは、配線孔の位置や数を選ぶことができるようになっているので、配線をすっきりまとめられます。
スタンディングテーブルで向き合って打ち合わせが進むこともしばしば。この距離感と高さが絶妙にコミュニケーションを生み出します。
ランチなどをここで食べられるようにと窓辺に配置したカフェテーブル。天板のリノリウムの質感が印象的なアイテム。
ロッカールームに配置したハンガーラックも KANADEMONO のアイテム。ブラックのシンプルなフレームデザインが馴染んでいます。
社長室はオープンスペースに。デスクの脚は、重厚感のあるX字タイプを選びました。オフィス全体が見渡せるオープンな社長室。
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