リラックスできる空間づくりを
テーブルやチェアで演出
企業と求職者の様々なニーズを把握し、提案する人財紹介サービス(以下、同社では人財と表記) を2020年にスタートした株式会社 PASS THE BATON。アーティスティックで、ほどよくカジュアルなオフィス内には、KANADEMONO の家具が数多く採用されています。デザインオフィスとの相性の良さを実感する家具選びと、それぞれの素材やデザインがもたらす効果について、代表取締役の山口和也さんにお話をうかがいました。
株式会社 PASS THE BATON は、2022年10月に大阪の堺筋本町から、現在の京町堀のオフィスへ移転しました。
「この物件はデザインリノベシリーズで定評のある不動産会社で見つけました。当初から新しいオフィスには、スタッフ同士が気軽にコミュニケーションが取れる、”ガヤスペース”を設けたいと考えていたので、この大きなカウンターが決め手になりました」と山口さん。
人財サービスを展開する上で、近年、SNS での発信にも力を入れているため、いわゆる「映える動画背景」にも使えるとイメージできたそうです。
実はオフィス家具のほとんどが KANADEMONO。Instagram でオススメにあがってきたことが KANADEMONO を知るきっかけでした。
「この物件はデザインリノベシリーズで定評のある不動産会社で見つけました。当初から新しいオフィスには、スタッフ同士が気軽にコミュニケーションが取れる、”ガヤスペース”を設けたいと考えていたので、この大きなカウンターが決め手になりました」と山口さん。
人財サービスを展開する上で、近年、SNS での発信にも力を入れているため、いわゆる「映える動画背景」にも使えるとイメージできたそうです。
実はオフィス家具のほとんどが KANADEMONO。Instagram でオススメにあがってきたことが KANADEMONO を知るきっかけでした。
物件選びの決め手に
カウンターと相性抜群のハイスツール
カウンターの背面には、社名のネオンサインや希少なフィギュア、アートをディスプレイし、まるでバーのような雰囲気に。幅 3.6m のカウンターには、Novelty - Simple ハイスツール アッシュ無垢材を4脚セットしました。「このスペースは、社員が気分を変えて仕事をする時に使用したり、休憩やランチに使うなど、誰でも自由に使用できます。ハイスツールは、見た目以上に安定感があって座り心地がいいので、私もよく利用します」と山口さん。
実際にこのカウンター&ハイスツールは、普段からデスクワークで利用されているとのこと。また、オフィスでの異業種交流会を兼ねたイベント開催時には、バーカウンターになるそうです。
ラバーウッド アッシュグレーの天板と
黒スチールで統一したオフィステーブル
カウンターの反対側がスタッフのワークスペース。1cm 単位で幅や奥行きが選べる THE シリーズから、スクエア型のカフェテーブルと、デスクとしてもぴったりの THE テーブルを計7台採用しています。天板はラバーウッドのアッシュグレーを選びました。「オフィスには常時15名ほどが在席しており、中央に配置したテーブルでは、ちょっとしたミーティングをすることもあります」
個人の座席はおおよそ決まっていますが、ミーティングが必要な時は椅子を持ちより、中央に配置した2台のスクエアカフェテーブルに集まることもあるそう。こちらには 4pin トライアングルの脚を組み合わせ、軽やかな見た目にこだわりました。
ラバーウッド アッシュグレー天板を採用した THE テーブルを壁に沿ってL字型に配置した固定席。ワークデスクに合わせた椅子は Swivel - Modern シンプルモダンな回転チェアのライトグレーとダークグレーを8脚採用しています。THE テーブルのXライン脚とチェアの脚のラインがマッチしています。
社員はオンラインでミーティングや面接を担当することも多く、集中できる環境づくりもオフィスの課題でした。それを解決するための一つのアイテムとして Smart Desktop Partition 60×45 も採用。スタッフが必要に応じてデスクにセッティングして使用しています。
社員はオンラインでミーティングや面接を担当することも多く、集中できる環境づくりもオフィスの課題でした。それを解決するための一つのアイテムとして Smart Desktop Partition 60×45 も採用。スタッフが必要に応じてデスクにセッティングして使用しています。
BtoB だからこそ
あたたかみを演出した応接スペース
コンクリートの壁に描かれた黒×黄×白のペイントアートが印象的な窓際のこの場所は、主に BtoB の打ち合わせに使用する応接スペース。配線孔のオプションをプラスした、ラバーウッド ブラウンの THE テーブル(大型サイズ)にはシンプルなスクエアバー脚を選びました。天板にラバーウッド ブラウンを選んだ理由について山口さんは、
「木のぬくもりがあることでお客様との距離感が近くなると思い、ワークスペースのアッシュグレーよりもあたたかみを感じるラバーウッド ブラウンを選びました。カジュアルさもあり、カフェのような雰囲気で打ち合わせが出来ています」
椅子は人気の Natural-Industrial ダイニングチェア アイアン脚をセレクト。これは KANADEMONO コーディネート担当者からのおすすめで、実際に座り心地を確認した上で決定しました。
来訪者数によって椅子を適宜移動することもあるため、取扱いやすさもポイントです。テーブルの脚をスマートなスクエアバーにしたのも同様の理由からでした。
来訪者数によって椅子を適宜移動することもあるため、取扱いやすさもポイントです。テーブルの脚をスマートなスクエアバーにしたのも同様の理由からでした。
隣の面接ブースとの仕切りとして設置したのが、【法人向け】Aged Pine Wood × Iron ヴィンテージスタイル パーテーション・仕切り。パーテーションのガラス部分には、プライバシー保護のため半透明のシートを貼りアレンジしました。
パーテーションはエントランスとワークスペースの間にも1台設置しています。オフィス内全体のデザインとも馴染みが良いため、仕切りを入れても圧迫感を感じさせない点もポイントです。
パーテーションはエントランスとワークスペースの間にも1台設置しています。オフィス内全体のデザインとも馴染みが良いため、仕切りを入れても圧迫感を感じさせない点もポイントです。
安定感のあるチェアと厳選した天板サイズの
クローズド空間
応接スペースのパーテーションの向こうに設けられているのは面談スペース。防音壁を造作し、2つのブースを設けています。ここに配置しているのも、THE シリーズのスクエア型カフェテーブル。さらに、スクールチェアのようなほっこりしたデザインの、Rustic - Natural ダイニングチェア オーク材を2脚組み合わせています。
「テーブルは向かい合って座った時に互いにパソコンを開いて置けるサイズを計算しました。相手との距離が離れすぎると話しづらくなることも考慮しています」と山口さん。
主に求職者との面談に使用するため、長時間座るための椅子より、ほどよく背すじが伸びて姿勢を保てるオーク材のチェアが面談スペースにぴったり合っています。
オフィス内はいつでもどこでも
ミーティングスペース
応接&面談スペースと、社員のワークスペースをつなぐロビーのような空間に配置したテーブルとチェアは、山口さんお気に入りのスペース。THE シリーズのラウンド型カフェテーブルと ライトグレーの Elegant Velvet Box Stitch Chair 2脚を組み合わせています。「オフィスには私の専用デスクもありますが、ここに座ることが多いですね。リラックスしながら話せる空間を何より大切にしています。椅子に使われているベロア生地はリッチで落ち着きのある触り心地です」と山口さん。
ベロア調の生地を使用した椅子を採用した役員席の脇には、THE シリーズのシェルフを設置。こちらも 1cm 単位で幅が選べるので、構造上の柱と合わせた 80cm 幅でオーダー。この棚は社員の荷物置きスペースとして活用しています。
「スペースに対して、家具の数は多めかもしれませんが、ラバーウッドとアイアンの家具を基本に選んでいるので、オフィス全体に統一感が出せています。社員が心地良く使える環境をいろいろと試しながらオフィス環境を整えています」 と山口さん。
「スペースに対して、家具の数は多めかもしれませんが、ラバーウッドとアイアンの家具を基本に選んでいるので、オフィス全体に統一感が出せています。社員が心地良く使える環境をいろいろと試しながらオフィス環境を整えています」 と山口さん。
休憩も集中もできるアウトドアリビング
ベランダに置いた Outdoor Living Simple - Modern Dining Table & Dining Chair もコロナ禍で思いついたオフィスインテリアでした。「物理的に距離を取る必要があった期間がありましたので、外の空気を吸ってリラックスできる場所もあるといいなと思ったところ、KANADEMONO にもアウトドア仕様のテーブルとチェアがあったので購入しました。ここで仕事するスタッフもいるようです」
思いをつなぐサービスの充実をめざして
IT業界にSEを派遣するところからスタートした PASS THE BATON の人財紹介事業は、現在、総合型の人財紹介サービスとして、多くの企業と求職者をつないでいます。仕事を探している求職者の方へのキャリアコンサルティングはもちろん、採用側である企業への福利厚生に関する提案も事業化しています。その点からもオフィス環境の整備は大きな意味を持っていると山口さんは言います。
「企業の方に社員が心地よく働ける空間や取り組みをご提案していくため、まずは当社で導入を実践し、効果をはかっています。オフィス家具選びもその一つ。働くならパフォーマンスが向上する居心地がよい環境であることは欠かせません。楽しんで能動的に仕事が出来る事例を作れていると思います」
「この仕事は、人のターニングポイントに携わるという点が魅力です。それだけに責任ももちろん大きいですが、キャリアアドバイザーとして関わった方々や企業様のその後が開けていったことをご報告いただくのは何よりの喜びです」
バトンをつなぐという意味の社名について山口さんは、「バトンの部分に”思い”という意味をこめています。社内ベンチャーも積極的に展開し、この”思い”というバトンをさまざまな形で社内外に受け継いでいきたいです」
そう語るやわらなか表情の奥には、次なる構想と進化への確信がみなぎります。
バトンをつなぐという意味の社名について山口さんは、「バトンの部分に”思い”という意味をこめています。社内ベンチャーも積極的に展開し、この”思い”というバトンをさまざまな形で社内外に受け継いでいきたいです」
そう語るやわらなか表情の奥には、次なる構想と進化への確信がみなぎります。
2020年1月、会社の事業拡大のために不可欠な人財を、さまざまなニーズに合わせて紹介する人財紹介サービス会社を設立。人財採用にかかるコストの削減やミスマッチのない採用のためのサポート体制の充実をはかる。また採用クラウドの制作・販売や関連アウトソーシング事業も展開。
https://passthebaton.info/
https://passthebaton.info/
他にも紹介したい、ポイントいろいろ
アートやインテリアグリーンが置かれたカジュアルな雰囲気のエントランスには、2way アイアンプレート サイドテーブルを設置。
ミーティング時には、パーテーションをテーブルの間に立てて使用しています。ゆるやかで自由な仕切りは、社風ともリンク。
カウンターで軽食を摂りながら作業するスタッフ。業務中の気分転換にも一役買ってくれるスペースです。
窓から陽が差し込む明るい応接スペースは、グリーンやアートもディスプレイして、リラックスする空間に仕上げています。