2000年の設立以来、不動産デベロッパーや行政と連携しながら、マンションから街全体まで、さまざまなコミュニティ開発・運営を数多く手がける株式会社フォーシーカンパニー。
千代田区内の約 187㎡ のオフィスへ移転したのは2022年7月のこと。新しいオフィスを探していたところ、偶然にもそれまでのオフィスの隣室に空きが出たため、移転が実現しました。
ハーフリノベーションしたオフィスに、KANADEMONO のプロダクトを採用した理由や使い心地について、同社の代表取締役社長 中澤博司さんと、専務取締役 田代和恵さんにお話を伺いました。
千代田区内の約 187㎡ のオフィスへ移転したのは2022年7月のこと。新しいオフィスを探していたところ、偶然にもそれまでのオフィスの隣室に空きが出たため、移転が実現しました。
ハーフリノベーションしたオフィスに、KANADEMONO のプロダクトを採用した理由や使い心地について、同社の代表取締役社長 中澤博司さんと、専務取締役 田代和恵さんにお話を伺いました。
心地よく木の温もりを感じ
コミュニティを育むオフィス
明るく、広々とした18席の執務スペースはフリーアドレスで、社員が心地よく過ごしながら仕事に取り組める環境が作り出されています。その空間のワークデスクとして採用されたのが、THE TABLE ラバーウッドナチュラル ホワイトスチール脚でした。・写真奥 幅: 200 × 奥行: 120 cm × 3台(12人掛け)
・写真中央 幅: 300 × 奥行: 70 cm × 2台(6人掛け)
それまでのオフィスではスチール製の昔ながらの個人デスクを使用していた経験から、木の素材感を感じられるオフィス家具を探すなかで、KANADEMONO の家具にたどり着いたという代表取締役社長の中澤博司さんは次のように語ります。
「今、私たちが手がけるコミュニティサポート事業の中には、森との共生や、自然を感じる環境づくり、街とつながるコミュニティ運営のご提案があります。新しいオフィスは、その世界観と通じている仕様にしたいと考え、家具選びにもこだわりました」
ショールーム KANADEMONO BASE を訪れた中澤さんが、数ある天板の中から、ラバーウッドのナチュラルを選んだのは、明るさと手触りの良さが理由でした。
「しっかりした造りで格好良いのに、やさしい肌触りであることが採用の決め手になりました。木の天板にしたいという思いはありましたが、実務的な使い勝手の良さを考えるとなかなかいいものが見つからなかったので、実物を見た時はこれだと感じました」
同社では今回のオフィス移転にあたり、デスクチェアにはリストア品を活用したり、サスティナビリティを意識した家具の素材選びを行ったそうで、
「ラバーウッド材は、森林資源の保護に役立つと言われる環境にやさしいエコな木材とのこと。そうした商品であることも当社の理念や進めているプロジェクトとリンクするなと感じました」と、この天板を採用した経緯を説明してくださいました。
「しっかりした造りで格好良いのに、やさしい肌触りであることが採用の決め手になりました。木の天板にしたいという思いはありましたが、実務的な使い勝手の良さを考えるとなかなかいいものが見つからなかったので、実物を見た時はこれだと感じました」
同社では今回のオフィス移転にあたり、デスクチェアにはリストア品を活用したり、サスティナビリティを意識した家具の素材選びを行ったそうで、
「ラバーウッド材は、森林資源の保護に役立つと言われる環境にやさしいエコな木材とのこと。そうした商品であることも当社の理念や進めているプロジェクトとリンクするなと感じました」と、この天板を採用した経緯を説明してくださいました。
シンプルなデザインとテーブル配置で
見通しの良いフラットな空間に
リノベーション前は全体的に落ち着きのある暗めのトーンでコーディネートされていたというオフィス。窓が北側に位置しているため、部屋全体が明るく気持ちのいい空間になるよう、床も明るめのホワイトを選びました。「床に合わせてスチール脚はホワイトに。明るいオフィスのイメージをこのホワイトの脚が決定づけてくれました」と話すのは、共にショールームを訪れた、専務取締役 田代さん。
もっともシンプルなスクエアバータイプなら、社員同士がちょっとした打ち合わせや相談で隣の席に一時的に移動する際も、足元がすっきりしていてスムーズです。
現在は大きさの違うスペシャルサイズテーブル計5台で18席分を設定。今後もし席を増やすことがあるとしても、KANADEMONO の THE TABLE はサイズオーダーできるので安心と中澤さんは言います。
社員の笑顔とビジネスのための
Fika(フィーカ)スペース
「北欧には Fika というお茶の文化がありますが、コーヒーと菓子を楽しみながら打ち合わせしたり、リラックスできる Fika スペースを社内にも作りたいと考えていました」仕事で北欧を訪れた際に見学したオフィスも参考にしつつ、社内にカフェのようなスペースを作りたいと思い描いていた中澤さん。
「今はオンラインでなんでも共有できる世の中ですが、リアルなコミュニケーションの場はやはり大切です。その効果を社員自らが実感することで、お客様へのご提案にも説得力が増すと思っています」
芝生を敷き、観葉植物も数多く置いたコミュニケーションスペースには、直径 100cm の THE CAFE TABLE を2台設置。トライアングルの 4pin タイプの脚が軽やかで遊び心を感じさせます。
リノリウム天板の色はどんなインテリアにもなじみやすい人気の Mushroom(マッシュルーム)をセレクト。スペースの脇には、冷蔵庫やカフェマシンも置き、社員の皆さんが自由に使用することが出来ます。
社内では常時80件程の案件が進み、社員一人あたり平均4件程度のプロジェクトを同時進行で抱えています。そんな社内へのホスピタリティに加え、ビジネス効果も視野に入れた中澤さんの思いが形になった空間となりました。
リノリウム天板の色はどんなインテリアにもなじみやすい人気の Mushroom(マッシュルーム)をセレクト。スペースの脇には、冷蔵庫やカフェマシンも置き、社員の皆さんが自由に使用することが出来ます。
社内では常時80件程の案件が進み、社員一人あたり平均4件程度のプロジェクトを同時進行で抱えています。そんな社内へのホスピタリティに加え、ビジネス効果も視野に入れた中澤さんの思いが形になった空間となりました。
オープンなカンファレンスルームは
アクセントウォールでクリーンな印象に
ガラスのブラインドで仕切られたカンファレンスルームは、アイスグリーンのアクセントウォールが印象的な洗練されたスペース。ここには執務室と同じラバーウッド天板を採用した、THE TABLE 左右連結タイプのスペシャルサイズを据え、脚はブラックのスクエア脚をセレクトしました。
「この部屋はエントランスからまっすぐ進んだ突き当りに位置しています。執務室との仕切りはスケルトンにして当社の雰囲気や社員の様子を感じていただける造りにしています」と中澤さん。
田代さんは当初、脚を執務室と同じホワイトで検討していたものの、最終的にはブラックに。
「KANADEMONO コーディネート担当の方から、“シーンを分けるため、あえて脚の色を変えてもいいのでは?” とご提案いただき、採用しました。この部屋は特に社内外から評判がいいですね」
カンファレンスルームに取り入れているスペシャルサイズテーブルや、執務室のデスクは配線トレー付きを選びました。こちらはあらかじめ天板と同じ素材の長方形の木製ブロックと、アイアン製の電源タップ用配線トレーが付属している仕様です。
たくさんの家具を探しても、木製のテーブルはデザイン的に素敵でも配線孔がないものがほとんど。逆に配線孔を重視すると、素材は木目風、木目柄などダミー感があるものばかりでどうしても違和感があったそう。
「KANADEMONO の THE TABLE シリーズには配線孔があるのも、オフィス家具として魅力です」と田代さんは話してくれました。
たくさんの家具を探しても、木製のテーブルはデザイン的に素敵でも配線孔がないものがほとんど。逆に配線孔を重視すると、素材は木目風、木目柄などダミー感があるものばかりでどうしても違和感があったそう。
「KANADEMONO の THE TABLE シリーズには配線孔があるのも、オフィス家具として魅力です」と田代さんは話してくれました。
カンファレンスルームの手前に設けられた約 5㎡ のミーティングルームには、100 × 80cm サイズのリノリウム電動昇降機能付きデスク(※)を設置。
この部屋は、通称リモート部屋と呼ばれていて、リモートで社外の方と打ち合わせするために活用できるスペースです。
実際は、リモートがなくても集中したい時に好んでここを使う社員もいる人気のお部屋だそうで、小さくても作っておいて良かった空間の一つとのことでした。
※こちらの商品は現在取扱を終了しています。
この部屋は、通称リモート部屋と呼ばれていて、リモートで社外の方と打ち合わせするために活用できるスペースです。
実際は、リモートがなくても集中したい時に好んでここを使う社員もいる人気のお部屋だそうで、小さくても作っておいて良かった空間の一つとのことでした。
※こちらの商品は現在取扱を終了しています。
リノリウム天板は全24色の中から人気の Mauve(モーヴ)をセレクト。壁のグリーン・電動昇降脚のブラック・天板の Mauve、この3色の組み合わせは、スッキリしているのに温かみを感じます。
「当社の社員はちょっとした打ち合わせをスタンディングでするケースもよく見かけるので、高さの変えられる電動脚は便利です」
そう語る中澤さんの家具選びは、社員の働き方にもフレキシブルに対応する姿勢がうかがえますね。
「当社の社員はちょっとした打ち合わせをスタンディングでするケースもよく見かけるので、高さの変えられる電動脚は便利です」
そう語る中澤さんの家具選びは、社員の働き方にもフレキシブルに対応する姿勢がうかがえますね。
ブラック&グレーで引き締めるマネージャールーム
中澤さんと田代さんのマネージャールームには、カンファレンスルームと同様の ラバーウッドナチュラルの天板と、ブラックのスクエア脚を組み合わせた THE TABLE を設置。オフィスの定番アイテムとして人気のキャビネットワゴンをそれぞれのテーブルサイドにセッティングしました。他のスペースとやや雰囲気が異なるグレーの床の色が、ブラック脚にマッチしています。
「KANADEMONO のブランドアイデンティティにとても共感しています。ものづくりにかける想い、メッセージのある企業であるところにも当社との相性の良さを感じました。それなのに比較的リーズナブルな価格帯であることも決め手になりました」
と中澤さんは改めて KANADEMONO の家具を選んだ理由について話してくれました。
進行中の案件で、担当の空間デザイナーが KANADEMONO の家具を選んで提案することも。なぜこれを選んだのか? という理由が明確にあり、中澤さんは、同じ目線で取り組んでくれているのだと感じてとても嬉しかったのだそう。
「今後はモノづくりにおいても、場づくりにおいてもますます五感を大切にする視点が重要だと感じています」
人が集う場所に、さまざまな意義や新しい価値を提案する株式会社フォーシーカンパニーのチャレンジは、コミュニケーション豊富で明るいオフィスから今日も発信されています。
「今後はモノづくりにおいても、場づくりにおいてもますます五感を大切にする視点が重要だと感じています」
人が集う場所に、さまざまな意義や新しい価値を提案する株式会社フォーシーカンパニーのチャレンジは、コミュニケーション豊富で明るいオフィスから今日も発信されています。
“人、地域、組織の豊かな「つながり」のカタチをつむぐ”をコンセプトに、住民同士のつながりづくりのサポートや共用施設の地域開放、コミュニティの形成など、さまざまな事業を手掛ける株式会社フォーシーカンパニー。自社保有する里山や菜園、コミュニティカフェの運営を通じて、人と企業の双方向のコミュニケーションから新しい「コト」が生まれる拠点づくりを目指しています。
https://www.forc-c.co.jp/
https://www.forc-c.co.jp/
他にも紹介したい、ポイントいろいろ
お話を伺った、代表取締役社長の中澤博司さん(右)と専務取締役の田代和恵さん(左)。すっきりとした印象のオフィスエントランスにて。
天板と同じ素材の四角い木製ブロックをはめ込むようなデザインの配線孔は、執務室のデスクには欠かせない機能とデザインです。
抗菌・抗ウイルス・脱臭・抗アレルギー性に優れたファニチャーリノリウムのテーブルなら、メンテナンスしやすいので気軽に Fika も楽しめますね。
白でまとめた明るくさわやかなエントランス。廊下の突き当りがカンファレンスルーム、手前はリモート室と呼ばれるミーティングルームです。