搬入経路について(ご購入前の確認)
ソファなどの大きな家具を購入する際に、気をつけていただきたいことは、お部屋の設置場所はもちろんのこと、搬入経路もしっかりと確認することです。
いざ配達してもらって、階段のコーナーが通れず断念した、などあるととても残念です。
ご購入前に入り口から設置場所までの通路のサイズを必ずチェックしましょう。
サイズ表記について
搬入経路のチェックと併せて、事前に梱包サイズも把握しておく必要があります。また商品自体のサイズと、設置場所の確認も大切。
サイズ表は下記のようなアルファベットで表記されることが多く、少しわかりづらいかもしれませんが、必ず確認をしましょう。
例えば、「W=ワイド」とは、商品の横幅のこと。通常横幅で一番広い箇所の端から端までの長さを示します。
サイズの 表記 |
読み方 | 意味 |
---|---|---|
W | wide(ワイド) | 横幅 |
D | depth(デプス) | 奥行き |
H | height(ハイト) | 高さ |
SH | seat height(シート・ハイト) | 座面の高さ |
AH | armrest height(アームレスト・ハイト) | 肘掛の高さ |
※ 個体差のあるものや、ソファのようなクッション性のあるものは、
素材の特性上、測る箇所によって若干の誤差がある場合があります。
KANADEMONO のテーブルは、天板とテーブル脚が別送・別梱包です。
天板のサイズ(梱包サイズは天板サイズの各辺+3cm ほど)だけ、あらかじめ確認しておくといいでしょう。
搬入経路はどこを確認したらいい?
ソファやサイドボードなど、大きな家具を購入する前に、確認するべき箇所をまとめました。 トラックから商品を降ろして、部屋に設置するまでの道のりを頭に浮かべてみると、わかりやすいかもしれません。
□商品のサイズ □搬入経路 □出入口 □扉 □通路
□曲がり角 □階段 □エレベーター
搬入経路は、「エントランス ~ 玄関 ~ 通路 ~ 設置場所」などの全体を確認し、一番搬入のしやすい経路をまず決めます。
梱包サイズを基準に計測して、サイズ的に余裕がなさそうであれば、開梱して搬入するイメージで計測しましょう。
商品と運ぶ人のスペースを足した長さより、広いまっすぐの通路であれば、基本的には搬入可能です。
通路に手すりや扉の取手があり、狭い箇所がある場合は、一番狭い部分の計測をしましょう。
一般的な部屋のドア扉は通路より狭いことが多いです。ドア扉の枠のサイズ、扉や取手が干渉する場合は、内寸を計ってください。マンションではエレベーターの有無、エレベーターのサイズをご確認ください。
また、箱は立てたり、寝かすことで搬入しやすくなることもあります。
上記の項目以外にも、お住まいによって確認する必要事項があるかもしれません。 搬入経路を実際に目で見て、搬入のシミレーションを行ってみるのもいいですね。
搬入経路について
設置する場所のスペースは確認しても、意外と見落としがちなのが、エレベーターや階段、玄関の扉のサイズ。
あらかじめ、下記のポイントについてチェックしておくと、当日の搬入がスムースになります。
エレベーターをつかう場合
- エレベーターの入口のサイズ:貨物サイズの一番長い辺、一番短い辺以上の大きさがあること。
- エレベーター室内の高さ:一番長い辺以上の高さがあること。
- エレベーター室内の奥行き:幅が2番目に長い辺以上の長さがあること。
- エレベーター入口のサイズ:上記より小さい場合、貨物を斜めにすれば搬入可能であること。
階段をつかう場合
- 直線に上がる箇所:階段の幅または天井の高さが貨物の一番長い辺以上。かつ階段の幅が最も短い辺以上の長さがあること。
- 踊り場のある階段:踊り場の高さが最も長い辺以上あり、かつ幅、奥行きが二番目に長い辺以上の長さがあること。
- らせん式階段:階段の幅が125cm以上で、高さが最も長い辺以上の長さがあれば搬入は可能。
玄関
- 玄関幅が貨物サイズの二番目に長い辺以上の長さがあること。
- 玄関を入った後に90度に曲がった廊下がある場合、廊下の奥行、幅が二番目の辺の長さ以上あること。
- 玄関、廊下には様々な収納や設置物があります。搬入の妨げとなるようなものがないか、確認しましょう。
扉について
- 外開きの扉の場合や、ドアノブの出っ張りにご注意ください。
- 廊下が狭く、完全に180度の角度で開かないドアの場合は、貨物を搬入することが不可能な場合があります。必ず扉を開けた時のサイズをご確認ください。
注意点について
開梱設置配送の注意点
「開梱設置配送」とは、商品をお客様のお宅までお運びし、配送・開梱・設置・梱包材の片付けを行う、とても便利なサービスです。
KANADEMONO では、一部の大型家具(ソファなど)において、開梱設置配送を利用しています。
開梱設置配送の場合においても、搬入経路の確認は必ず事前に行っていただく必要があります。
たとえプロフェッショナルな設置業者でも、数mmでも家具と壁が当たってしまうと、その時点で搬入ができません。 無理に入れようとすれば、どちらも傷つけてしまう恐れがあるからです。
設置ができなかった場合は、商品を軒先やエントランスでの受け渡しにさせていただくか、一旦、配送センターに引き上げになります。
この場合、引き上げから保管、再配送等で、高額の費用がお客様のご負担で生じてしまいます。せっかく楽しみにしていた家具の搬入で、そのようなことが起こらない為にも、必ず事前の確認をお願いいたします。
玄関・軒先渡し 配送の注意点
家具の玄関(軒先)渡し配送の場合は、商品を配送業者がお客様の元にお運びいたします。 KANADEMONO では、商品ページに特別な記載が無い限りは、基本「軒先渡し」となります。
以下の点につきまして、あらかじめご注意ください。
- 玄関 / 軒先渡し配送の場合、お客様ご自身で搬入、開梱、設置が必要となります。
- 家具の搬入の際は重量がありますので、必ず2名以上で行ってください。
- 梱包を開けるときは、カッターナイフなど刃物で商品を傷つけないようご注意ください。
- エレベーターがない場合や商品がエレベーターに入らない場合には、1Fエントランス部でのお渡しとなる可能性があります。
- エレベーターなしで3階建て以上の物件の場合は、階段経路での搬入に追加料金が発生する場合があります。