

雨の日に、畳を迎える
ふと気づけば、もう6月。しっとりとした空気に包まれて、外に出かけるよりも、雨音の響くゆったりとした時間を室内で楽しみたくなる季節がやってきました。
そんな梅雨どきにこそ取り入れたいのが、自然素材のインテリア。なかでも畳は、湿度の高い日本の暮らしに、昔からそっと寄り添ってきた存在です。
さらりとした肌ざわり、控えめな佇まい、そして、ふわりと漂うい草の香り。畳のある風景はどこか懐かしく、それでいて新鮮です。

畳ベンチが
雨の日の特等席
お部屋の湿度をほどよく調節してくれるい草は、梅雨の心強い味方。
さらりと乾いた肌ざわりと凛とした佇まいが、むんとした空気さえも受け止めて、空間を静かに整えてくれます。
窓のそばに畳のベンチを置いて、ただ雨音に身をゆだねるだけのひととき。何もしない時間を、少しだけ丁寧に過ごしてみたくなる、雨の日の特別な居場所です。

敷く場所も
数も、使い方も自由
置き畳は、もっと自由に畳を楽しむためのかたち。ラグのように好きな場所にさらりと敷く、そんな気軽な使い方が◎。
日常の中で、「ここでひと息つこう」と思える場所をつくること。それは、湿気も気持ちもこもりがちな季節に、軽やかに過ごすための大切なしつらえです。