新たな選択肢、
KANADEMONO の天然木スタンダードシリーズ

新たな選択肢、KANADEMONO の天然木スタンダードシリーズ
※ こちらのシリーズは生産体制見直しのため、販売を停止しております。

KANADEMONO の THE TABLE に、新たに天然木スタンダードシリーズ(ホワイトオーク・ウォルナット・ブラックチェリー)が加わりました。

素材に強くこだわる KANADEMONO のデザインチームが、ゼロから企画・開発した、完全オリジナルの新ジャンルのテーブルです。

稀少性が高く手に入りづらかったり、供給が安定せず高価になりがちな樹種を含めて、より多くの方に気軽に、そして自由にテーブルを選んでいただきたい。そんな思いを細部にまで込めました。

無垢材に対してどこか劣等なイメージを持たれることの多い突板家具ですが、軽量で反りに強いなど、実は多くのメリットも。

KANADEMONO の天然木スタンダードシリーズのテーブルは、そんな突板という素材に、デザインと職人の手業を融合させた、新たな選択肢となるプロダクトです。

すべてのラインナップを見る

突板とは

新たな選択肢、KANADEMONO の天然木スタンダードシリーズ-1

突板(つきいた)とは、木を厚さ0.2 〜 0.6mm程度のシート状にスライスした表面化粧材のこと。一般に芯材(合板やMDFなど)に貼り付け木肌の表面に仕立て、「天然木突板化粧合板」などとして使われます。

天然木の美しい木目を活かして複数板の生産が可能なほか、薄くスライスすることで水分含有量を均一にでき、品質を保てるといった利点も。

また、1本の木から大量の突板を生産できる点、無垢材に比べ軽量に仕上がることで輸送面の負荷が削減される点からも、環境にやさしいサスティナブルな素材ともいわれています。



さまざまな特性のある樹種を、目的に応じたサイズや仕様に加工することができるのも突板のメリットです。(左からブラックチェリー、ホワイトオーク、ウォルナット)

詳しくはこちら

天然木スタンダードシリーズのこだわり

新たな選択肢、KANADEMONO の天然木スタンダードシリーズ-2

稀少・高級な樹種の贅沢な素材感はそのままに、日常への取り入れやすさを実現した、天然木スタンダードシリーズのテーブル。

突板天板だからこそ施すことができる意匠デザインや、長く愛用いただける素材の工夫など、KANADEMONO のこだわりを沢山つめこみました。  


こだわり1. 生き生きとした木の表情

新たな選択肢、天然木スタンダードシリーズ-2

天然木スタンダードシリーズ最大のこだわりは、木材がもつ、個性豊かで一辺倒ではない、生き生きとした木目の表現。人気のホワイトオーク・ブラックチェリー・ウォルナットそれぞれの特性が生きるよう試作を重ねました。

通常突板は、縦方向に複数枚を貼り合わせて使われますが、この貼り方が、天板としての最終的な見た目に大きく関わります。

同じような色合い・木目の突板を単純に並べると、すっきりと整った見た目の天板に仕上がりますが、一方でどこか味気なく、木の温かみを感じにくい仕上がりになってしまいます。

KANADEMONO では、敢えて風合いの異なる突板をランダムながらも緻密に組み合わせることで、天然木に劣らない味わい深さを表現。通常より時間・労力がかかる作業になりますが、素材感を大切にする上では欠かせない工程です。

並べるとその違いは一目瞭然(左:オリジナル突板天板 右:通常突板天板例)。生き生きとした、味わい深さのあるテーブルが仕上がります。

木材本来の風合いを残すよう、道管(水や養分の通り道)の凹凸を生かした塗装仕上げをしています。素朴な温かみを感じられるポイントです。


こだわり2. エッジのデザイン

新たな選択肢、KANADEMONO の天然木スタンダードシリーズ-3

天然木スタンダードシリーズの天板製作では、多くの工程を職人が手がけています。

天板の木口 = エッジ部分についても、板状の木材(挽板 ※)を天板サイズに合わせてカットする段階から、一辺一辺手作業で加工。

樹種に合わせた塗装で仕上げたエッジは、天板全体のナチュラルな一体感を生みつつ、どこかくっきりとした区切りとなって、テーブルとしての存在感を際立たせます。

※ 挽板(ひきいた)とは、木を切り出した厚み 2mm 以上の板状の木材のこと。
※ エッジ部分には、表面とは異なる樹種を使用する場合があります。

突板をつかった天板だからこそ施せる、さりげないエッジデザイン。空間に自然に馴染みながらも確かな存在感を放ちます。

一体感を持たせるために、ホワイトオーク・ブラックチェリー・ウォルナットそれぞれに合った色の塗装で仕上げました。


こだわり3. カスタマイズ性

新たな選択肢、KANADEMONO の天然木スタンダードシリーズ-4

もちろん、天然木スタンダードシリーズのテーブルも脚のカスタマイズや天板のサイズオーダーが無料。好みのテイストや空間・用途に合わせてぴったりのテーブルをオーダーすることができます。

定番のマットブラック脚との組み合わせは、ミニマルにまとめたお部屋から、明るく和やかな雰囲気のお部屋まで、さまざまなテイストに馴染むバランスが◎。

お手持ちの家具やインテリアとも合わせやすいので、ダイニングテーブル・ワークデスクとしてはもちろん、オフィスや店舗などで使っていただくのもおすすめです。

THE TABLE 突板 ラインナップ

THE TABLE / ホワイトオーク × Black Steel
明るめのナチュラルな色合いや素朴な風合いが人気のホワイトオーク。Iライン脚と合わせれば、どんなテイストにも取り入れやすいテーブルに。

THE TABLE / ウォルナット × Black Steel
シックな色合いの天板と、アイアンのソリッドな質感が際立つ角柱脚で、重厚ながらもモダンなイメージの空間を演出します。

THE TABLE / ブラックチェリー × Black Steel
艶やかな存在感が魅力のブラックチェリー。マットブラック脚と調和して、空間に華やかなアクセントを効かせます。

 
種類豊富な脚の中から、空間にぴったりの組み合わせを選べます。レクタングル脚で、お部屋の一角にカフェのようなスペースをつくっても◎。

高い品質を維持する職人技

新たな選択肢、KANADEMONO の天然木スタンダードシリーズ-3

天然木スタンダードシリーズのこだわりを実現するには、なんと言っても職人達の存在が欠かせません。

精巧な技術力はもちろん、木に触れ続けてきた経験と感覚によって生み出される1枚1枚の天板には、まさに職人技が光ります。

木材本来の温かみとクラフトマンシップの融合が、日常に新たな価値を創造します。

1:表裏の合板と芯材を貼り合わせた後、機械で2,3時間以上プレスします。

2:エッジの挽板の貼り付けも、一辺ずつ手作業。

3:トリマーで、エッジの天板両面から飛び出た部分を削っていきます。

4:精巧な仕上がりはまさに職人技。角を丸くする面取りも行います。

5:表裏に2回ずつ、マットウレタンニス塗装(クリア)をして仕上げます。

6:木材本来の風合いが感じられる、オリジナル突板天板の完成です。

すべてのラインナップを見る