集まってそこに腰をかければ何時間でも過ごせそうな気の置けない空間。
決して奇抜ではないけれど、デザインにひと癖ある家具とその組み合わせ方が、肩の凝らない時間を生み出します。
コンパクトなスペースに、工夫して配置することで、表情豊かな空間が生まれます。
たまにはここに座ろうかなと気分転換も暮らしの愉しみに加えたくなるリビングダイニングです。
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木目の美しさと爽やかな芳香が魅力の岐阜県産のヒノキの無垢板を天板に使ったダイニングテーブルは、部屋のサイズと使う人数に合わせてサイズがカスタムオーダーできるのが魅力。どこまでもまっすぐでシンプルな美しさの天板に、ブラックのXライン鉄脚を組み合わせると、グンと表情が豊かになります。使い込むほどに愛着が湧くテーブルです。
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ダイニングテーブルにセットしたのは揃いのチェア6脚。レトロな雰囲気で主張しすぎないデザインのため、複数置いても収まりの良さを感じさせます。
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ダイニングテーブルの上にはシンプルな1灯のペンダントライトをセレクト。広配光設計で、1灯でもじゅうぶんな明るさを確保する照明です。光に吸い寄せられるように、ダイニングテーブルに人が集まり、和やかに食卓を囲む情景は、リビングダイニングが生み出す幸せの一コマです。
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リビングスペースに配置したシングルソファに寄り添うように置いたサイドテーブルは、一見カジュアルに見えて繊細なデザインが特徴です。パイプノットでつないだ3本のオーク角材の脚のラインもユニークで、テーブルに何を載せようか、何を飾ろうかと考えるのも楽しくなりそう。ダイニングテーブルを離れて一息つきたい誰かにとっての特等席を演出します。
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アートフレームを床置きするテクニックは、すぐに真似できるコーディネート術。窓と窓の間の壁に立てかけたのは、モダンなデザインアート。パープルをアクセントにモノトーンで構成された抽象画シリーズです。実は壁面のプラグやコード隠しにもこのディスプレイ方法はオススメ。stainフレームを選べば重さを感じさせることもありません。
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どんなスタイルの部屋とも相性のいいオーガンジーのレースカーテンは、今、人気のアイテム。その理由は部屋の明るさを調和し、上品さを加えることができるから。明るすぎる時間帯は薄い影を呼び、外の空気を入れ替えたい時には軽くて開け閉めが楽なのもポイント。もちろん全部閉めても圧迫感を出さずにインテリアを引き立たせます。
STYLING POINT
スタイリングの簡単ポイント
同じデザインでも色違いのチェアを組み合わせると、シンプルなダイニングテーブルが表情豊かになります。
整然としつつもシンプルになりすぎないので、家庭のリビングダイニングはもちろん、オフィスや店舗などでも使えるテクニックです。

同じデザインでも色違いのチェアを組み合わせると、シンプルなダイニングテーブルが表情豊かになります。
整然としつつもシンプルになりすぎないので、家庭のリビングダイニングはもちろん、オフィスや店舗などでも使えるテクニックです。